2002.06.29 by 猛牛

■ついに九州に伝来した「横浜焼酎委員会」お湯割りコップ!

今か今かと、この時を待っておったんである。それはあの本格焼酎の記念すべき一大イベントとして一時代を画した『九州本格焼酎大選集』の会場で参加者に配付されたという引き出物である。『横浜焼酎委員会』の銘が入ったオリジナルお湯割りコップだ!!

いでさんが委員会独自の参加者向けのグッズを製作しているとの情報は、独自の情報網で早い時期から察知していたのだが、そこは仕事柄お口の堅いいでさんである、一切その実態を伺い知ることが出来なかった。

しかしながら、開催後に参加された方からご寄贈をいただいて、特注されたコップの全体像がついに明かとなったのである! まさに九州初伝来のギヤマンの披露と参ろう。

表は和文+英文による委員会ロゴ、URL、そしてイベントタイトルと開催日が印されている。写真の腕が悪いので誠に申し訳ないが、トラディショナルなお湯割りコップ自体のデザインニングに加えて、タイポグラフィと色合いがビシッ!と決まって、いい出来である。

さすが港ヨコハマ、異人さんに連れられてやったきた海外のデザインセンスが日本の伝統的美意識と融合した美しさだ。グラス全体から匂い立つ風情は、大衆的スタンスを堅持しながらも、より高次へと向かうベクトルを外的に発散させている。

■目盛に息づくハイカラ精神にユーザーサイドからの解答を見る。

裏を見る。するとそこにはお湯割りコップの命とも言うべき目盛があった。しかし、さすがユーザー有志が結集した会の引き出物ならではの配慮があった。

販促お湯割りコップは、メーカー(蔵元)から、料飲店や飲兵衛へと渡されるものであるため、メーカー的視点で造られるのはやむを得ない。しかしながら、ユーザーサイドの視点で創造されたこのコップについては、焼酎トライアル・ユーザーへも配慮されたイベントの主旨がしっかりと活かされて、よりユーザー・オリエンテッドな仕上がりを示している。

この目盛である。

見やすくするために白い紙を中に入れたが、6:4、7:3の比率にしっかりとW=水、S=焼酎という分別表示を入れているところが、素晴らしい。焼酎6+水4と間違えないよう、ビギナーの方にもわかりやすい心配りだ。さらに10という総量も明示されている。

(まあ、わてのようないぢ汚いユーザーだと、表面張力いっぱいに注ごうとするので、この10は少々無意味になるかもしれんです(*^^*))

その配慮を視覚的に極めて上質にアピールしている目盛のデザインやレイアウトが、またまた美しいのだっ。まさにお湯割りコップという実用品に対する、ユーザーサイドからのひとつの「解答」と言っても過言では無いのではなかろうか。

メーカーからのお湯割りコップも当然味わい深いのだが、こういう飲兵衛自主制作のコップというのも、また味わいがあっていいものだと実感した。

さて、来年もし同イベントが再度開催されるとしたら、次の引き出物は何だろうか? 委員会銘入り千代香か? それともソラキュウか? ガラか? もしかして、委員会監修マンション用囲炉裏セット(自在鈎付き)??(爆)

今後関東での本格焼酎普及啓蒙の大きな原動力として期待される横浜焼酎委員会の展開が、本当に楽しみである。


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