![]() |
||||||||||||
![]() |
||||||||||||
2002.03.22 by 猛牛 | ||||||||||||
|
||||||||||||
■詳しいのは焼酎だけでは無かった、驚愕のいで名誉隊員
さて、今月の12日に久しぶりのご対面を果たした「いで名誉隊員」。同氏の“定宿”である博多中洲の『まりりんBar』にて、神奈川県で本格焼酎普及の一大展開を実施している『横浜焼酎委員会』についてお話を伺ったのだが、実際の話はそれだけでは終わらなかった。 酒の肴の話題になったときにいで名誉隊員から飛び出してきたのが、 「家で飲むとき、よく冷や奴で焼酎をやるんですが、博多の『ヤマタカ醤油』をかけて食べるのが最高なんですよね(^_^)v」 という言葉だったのである。 この話を聞いて目の玉がぶっ飛んだ!のが、わてとふじつぼ隊員である。なぜなら、この『ヤマタカ焼酎』、博多というか福岡市内でも使用されているエリアが極めて限られている醤油なのだ。例えば、川を挟んだ向こうではもう別の醤油が食べられているような、地醤油の中の地醤油のような存在なのである。 |
||||||||||||
![]() |
||||||||||||
北九州出身で、かつ筑前では南部でしか生活経験のないわてなどは最近まで当然知らなかった。この『ヤマタカ醤油』が主に愛用されている福岡市西区南部の入部・金武地区とは川を挟んだ対岸地域に生まれ育ったというふじつぼ隊員でさえ、実家では『松十醤油』が家庭の味。現在の仕事が西区との縁が深いために、数年前にこの醤油の存在を知ったということである。
その醤油を山梨出身でハマ暮らしの、 わてら筑前衆が驚愕するのは当然であろう(@_@;)。いやぁ〜、話を聞いたときは、まじにびっくらこきましたわ(*^^*)。なんて詳しいのだ・・・。 いで:この甘みというかとろ味がなんとも言えず、美味しいんですよ。冷や奴には欠かせませんね。僕のフェイバリット醤油です! いやぁ、ふじつぼ隊員の言を待たずとも、確かにいで名誉隊員の味の感性は、九州人または博多んもんの感覚に本当に近いのであろう。もしかしたら、ご先祖はこちらの方では?(爆) じゃないと、この醤油の甘味を受け入れられるとは思えない。 数年前、関東の友人が知り合いを引き連れて博多まで旅行に来たことがあった。そのとき関サバやふぐが宴席に出たが、彼らはこちらの「刺身醤油」が合わず、○ッコーマンを持参して来ていて、それで折角の刺身を食っていたのであった。 逆にわてらは関東の醤油ではとてもじゃないがショッパくて口に合わない。それくらいに、醤油や味噌などの基礎食品は、生活風土や歴史性から来る断絶は深い。 しかし、いで名誉隊員にとっては、その山よりも高く海よりも深い断層は存在しなかったのである。 |
||||||||||||
![]() |
||||||||||||
■再度、びっくり! 名店「ホーマン」でも同醤油に遭遇!
というわけで、昨日20日の夜のことである。家人と共に、福岡市内の西新にある焼き鳥『ホーマン』に行ってみたのである。この店もいで名誉隊員のご紹介で知った店。まぁ〜、地元民よりも詳しいという困った人だ(爆)。 この店では種子島産の『宝満』という焼酎が飲めるのであるが、焼き鳥もカバ旨。食い物にはウルサイ家人であるが、ここの味、ネタとともに特にタレの美味さを気に入っていたのである。 さて、この店に来て酔うと、なぜかいで名誉隊員に電話したくなるという意地悪なわてであるが、当日も仕事中のいで名誉隊員に電話攻撃を掛けた(爆)。家人および『ホーマン』の大将もその攻撃に加わったのであるが、攻撃終了後に大将と話していたら、意外や意外、同店も使用していた醤油が『ヤマタカ醤油』だったのだ! 大将は同醤油のブランドの内、「火星」を店で使用しているという。我が家では「木星」を使っていた。さっそく大将に御願いして、冷や奴に「火星」を掛けて出していただく。ん〜〜〜〜ん、これが確かに美味い!!!。豆腐の淡泊さと醤油の甘味が、タマランですな。冷や奴には、辛さのある「木星」よりも、甘さととろ味がある「火星」の方がぴったりだ。 『ヤマタカ醤油』のファンであるいで名誉隊員が、『ホーマン』のファンである理由が、なにか解るような気がした。やはりいで名誉隊員の味覚は、福岡市西部の土着的感性なのであろうと思う。“筑前名誉焼酎+醤油市民”の称号を授与したいところである! |
||||||||||||
![]() |
||||||||||||
■他地域の方は、ぜったいマネしないように(爆)
というわけで、いで名誉隊員が焼酎のみならず醤油についても造詣が深いという新たな事実をお伝えした。しかしながら筑前地醤油と冷や奴であるが、この取り合わせはあくまでもいで名誉隊員のボーダレスな味覚・感覚があってこそ成立した話である。 他地域、特に○ッコーマンの強力な勢力圏下に居住される方々は、絶対にマネをされない方が無難である。筑前地醤油で育ったふじつぼ隊員でさえ、『ヤマタカ醤油』は甘いというのであるから。ショッパい醤油で育った方は、はっきり言って無理かもしれない。 いで名誉隊員のマネをしたら、一升瓶を無駄にすること、請け合いである(爆) それにしても、いでさん、さすがですにゃ(*^^*)。参りましたm(_ _)m |
||||||||||||
|
||||||||||||
九州焼酎探検隊TOP |