2001.05.21 by 猛牛

ん(-ー;? このコーナーは、「器」を語るコーナーではないのか? と指摘される向きもあろうが、今回特別に器ならぬ“うちわ”をご紹介させていただきたい。これは団扇ではあるが、薩摩を代表する105銘柄のラベルデザインが“載せられた器”なのである。
(ま、ちと苦しい言い訳じゃがのぉ〜(^_^;))

この団扇、鹿児島県酒造組合連合会さんで製作され、昨年11月1日の『本格焼酎の日』における「おはら祭り」で配付されたものである。今回薩摩の協力者の方より、先日無事発掘されまっことめでたく探険隊本部へと運び込まれた。深謝でありますm(_ _)m

いやぁ、実に美しい。そして素晴らしいぃぃぃぃぃぃ!!!。鹿児島県内の芋焼酎のラベルデザインがこれだけ揃っただけでも壮観であるが、ひとつひとつのデザインの美しさ、力強さを概観できるだけでも貴重品なのだ。文字どおり芋焼酎党垂涎のアイテム、幻の希少品と申し上げて、差し支えあるまい。

「鹿児島は焼酎王国、県内いたるところに焼酎の蔵元があります。」

と書かれた表面ぼでーコピーを実証する、ラベルまたラベルの物量的迫力。時代に則すために、多少のリデザインは為されたであろう。しかし、まさに地酒としてのネイティブな力強さに満ち満ちた土俗的デザインが、まだまだ多いのがうれしい。
(中味もそうあって欲しいと願っておりまする)

先月薩摩において、鹿児島県酒造組合連合会さんが昭和50年代に発行された「組合史」の大部な本を見る機会を得た(うろ覚えですんません)。巻頭グラビアに当時のラベルが掲載されていて、中には当時と現在のデザインの変遷が伺える銘柄もあって、たいへん興味深かった。

本格焼酎のラベルは一級の民俗資料と考えております。つまり、この団扇は平成12年における薩摩芋焼酎のラベルを記録した貴重な民俗資料であり、その時のラベルを納めた“タイムカプセル=器”であると思っております。(やっと話が着地したかな(自爆))

いま芋焼酎人気の拡大で、新たな時代の波に立ち向かう薩摩芋焼酎の“現在(いま)”、その全貌を見せてくれるありがたい、ありがたい、団扇である。・・・我が家の家宝として永く伝える所存でありまする。


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