2003.11.19 by 猛牛

■紅葉の名所、佐賀『九年庵』へ、ちょいと行くことに・・・

「ねぇ、焼酎特集が載ってるわよ」

と家人が持ってきたのは『KYUSHU WAKER』11月号であった。ふむふむ。

家人「ねぇ、それよりも、明日やけど、ここ行かない? “くねんあん”(*^^*)」
猛牛「はぁ? “くねんあん”ちゃぁ何ね?(@_@;)」
家人「佐賀にあるんよ、紅葉の名所が。ここ、ここ(-"-)」

家人が『KYUSHU WAKER』を開いて、別のページを指差す。そこには『九年庵』とあった。花よりツマミ、紅葉より焼酎、というわてである。知っちょる訳がない。が、しかし。へぇ〜、『九年庵』ちところがあるんやね・・・と家人の顔を立て、翌日、つまり11月16日の日曜日にぶらりと行くことにした。

場所は佐賀県神埼町仁比山、ちょうどこの時期に一週間程度しか公開されない、名勝地らしい。

ところで佐賀といえば、かつて正調粕取焼酎の“名醸地”でもあった。神埼と聞いて、わての焼酎漬けの脳味噌が、「筑前から三瀬峠越え→神埼→紅葉の後は南に下って→右に行けば小城町『天山』→左に行けば北茂安町『天吹』」と弾き出したのは当然である。フフフ。

というわけで、家人がイヤがるであらふ粕取探訪を胸に秘めながら、『九年庵』の開門時間である朝8時半になんとか間に合わせようと、筑前西部を家人運転の“シュビムワーゲン”で出発・・・。

んが。結局、到着した9時半には、『九年庵』へと向かう車と人の波で、周辺は大混雑していたのである。

観光バスがひっきりなしに到着し、その間を自家用車が縫っていく。わての気分にドッと暗雲が立ちこめてきた。朝から待ちかよぉ・・・腹減ったちゅーに(-"-)

渋滞については、門前に近い駐車場に車を滑り込ませることが出来て、無事にクリア。

しかし、来場者用の案内所が設けられている広場に行くと、すでに人の海状態である。

さすが名勝だ。入園整理券を貰ったら、なんとこの時点で4500番台だった。待ち時間は1時間。あらま、ってなもんだ(T_T)

時間つぶしに、案内所を中心に設置された地元飲食業者の出店を覗いて回る。ここで少々気分が和らぐ。うまそぉ〜、なのよねん。

焼きそば、豚汁、焼き団子、おでん、イカ焼き、焼き鳥、天ぷら、おこわ・・・あああ、縁日の大衆食が好きなわてには、タマラン光景が続く。

鰯の天ぷら、鶏の唐揚げ、焼き団子を家人と喰らふ。立錐の余地もないちゅーくらいに観光客が溢れかえった中で、むしゃむしゃと胃の腑に入れ込む縁日フードの味わいは、格別だ。

だいぶ気分が持ち直してきたぞーっと。

吊り橋を渡って、川の対岸に行くと、猿回しが行われていた。使い手の口上はけっこうイケる。観客も楽しんでいるようだ。大道芸として悠久の歴史を誇る猿回しだが、現代も脈々と続いているのはうれしい。

■ネタ鍋の影に咲いた、佐嘉「賢女」の美(@_@;)

ふと、猿回しをやっている広場の隣りを見ると、おでんのブースがあった。当サイトの別コーナーでおでんダネの探究をやっているが故に、ネタ鍋を見ると興がそそられる。佐賀おでんの実態はいかに? 関東との類似性は有りや無きや?、とネタ鍋を撮影しようとしたら、店の女将さんが、

女将「あら、まぁ、写真撮ってくれるって! キャッ! どうしよ?!σ(*^^*)」
猛牛「あのぉ・・・ちょっとぉ・・・(ちゃうっちゅーに、おでんの撮影!( ̄▽ ̄;)」
女将「ねぇねぇ、みんな、写真撮ってくれるって!(*^^*)」

女将、一緒にブースに立っている若い女の子ふたりに声を掛けた。ま、しょうがねぇなぁ(-ー;と、記念撮影。さてレンズを向けると・・・おろろ(@_@;)

またしても佐嘉の國の“賢女(さかしめ)”がおわしていたんであるっ!!! いいねぇ、若さとそこはかとなく純朴さ漂ふ佐嘉健康美女ちゅーか、こりゃまたそそられます。

猛牛「さぁ、撮りまっしょ〜ねぇ(*^^*)/

ゲンキンなもんだ。それにしても、佐賀県は美女の名醸地でもあったことを、大根・つくね・たまごに喰らいつきながら、いまさらながらに実感していたわてであった。

というところで、当サイトお約束のオイシイ時間を先に持って来てしまったが、これからが、本題ぬぅあんである。

今回は佐賀の観光名所も交えながら、正調粕取焼酎の夢の跡をちょっとだけ追ってみたい。


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