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2002.08.23 by 猛牛 | |||||||||||
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これまでわて個人で2回、goida隊員との広域に渡る1回の店頭調査行で判明した、佐賀県における正調地粕取焼酎の分布状況をまとめてみた。2002年8月の時点でのものである。地元およびその周辺にお住まいでないと地理的関係も解りにくいと思い、作成した次第。
個人的に探った2回については、カメラ携帯の正式調査ではなかったため、記憶が不分明な所もある。思い出し、思い出しで申し訳ないがご容赦の程を。佐賀県内すべての酒販店さんを探索するのは物理的に不可能であるため、目安としてご覧いただきたい。 goida隊員との調査行では16%台の店頭化率と出たが、実際には酒販付きの大手コンビニなどはチェックしなかったため、店頭化率は大幅に下がると考えられる。 |
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●地図を見て感じるのは、まず店頭化店が各都市部に集中していること。
調査行のルートとして、わて個人の時は、唐津市から佐賀市へと南東に向かうルート、goidaさんと同行時は唐津市から伊万里市〜武雄市〜鹿島市と南西に向かうルートを取ったが、田園地帯が拡がる郡部の小さな酒屋さんではまったく影も形もなかった。 かつて粕取焼酎を支えていた農村地帯の酒販店には無く、都市部の資本力や棚に余裕がある大手酒販またはディス系で店頭化されているのが、佐賀県正調粕取焼酎の実状だ。 ◇ ◇ ◇ 経済産業省の1999年のデータでは、佐賀県内の酒販小売店は総数672店。 これはあくまでも仮説であるが、上記のマップに載っている佐賀県産粕取焼酎のみの店頭化店を2倍に多く見積もって計算しても(7店×2/672店)、 なんと店頭化率は県全体の2%! しか無いのである。いかに粕取焼酎が「真の幻」と化しつつあるか、よく解る数字である。 |
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