STOCK OF THE LIVING DEAD
2003.02.21 司会 猛牛

“あなたの知らない焼酎の世界”

世の中には科学では解明できない、不思議な出来事があります。焼酎の世界も同じ。今日は、日常品から突如切り離された、戦慄と驚愕のディープな焼酎の異次元に、あなたをお招きします。

酒販店の棚や倉庫で埃をかぶりながらも、瓶内熟成で生きながらえていたデッドな焼酎。そんな“生きている死蔵焼酎”とショッキングな遭遇を果たした読者の皆様からの情報をお知らせするコーナー『STOCK OF THE LIVING DEAD』の時間がやってきました。

◇   ◇   ◇

さて、今回も、福岡市にお住まいのビーフさんからのお便りです。ある有名蔵の360mlペットボトルのデッドストックと遭遇された体験談です。

福岡市に住んでおります、「ビーフ」と言います。またまたお便りします。

2月最初の土曜日でしたか、友達と二人で酒屋巡りをやってました。

福岡市東部を何軒か回ってお湯割りコップを仕入れたりとか、粕取を買ったりとかしていました。お互い女房が恐いのと財布の中身が淋しいので、かさばる一升瓶など買えません。突然友達が、久留米市に面白い店があるから行ってみませんか?と言い出しました。もちろんOKです。

行ってみると、その店は確かに面白い店構えでした。特化したこだわり系・地焼酎系の店と、レギュラー酒・量販品専門の売場と、ふたつ建物が別れているんです。

こだわり系の店舗で、数年前にある大手蔵に吸収された蔵元の品を格安で見つけたので、レジに持っていくと、「お!あんたたち、それ知ってるのかい? 好きだねぇ」と大将から言われました。それをきっかけに話が弾みました。

聞けば、わたしたちがよく顔を出している中洲の焼酎バーのマスターもその店に顔を出していたり、世の中狭いものだと思いました。まぁ、同じ福岡エリアですんで、狭いと言えば狭いですが。

これからが本題です。

レギュラー酒系のもうひとつの店舗を漁っていると、ある360mlのペットボトルを見つけました。蓋が猪口になる、よくあるタイプです。でも、相当棚晒しになっていたらしく、シュリンクの端が黒ずんでいます。売れていないらしく、20本ほど残っています。

で、商品名を見たら、あの天下に轟く超有名蔵元さんのペットではありませんか! 手にとってしげしげと眺めたら、なんと平成7年の詰め口。もう8年も前のものです。

レジに持っていくと、またさっきの大将が居て、「あ、やっぱり見つけたねぇ〜。それはねぇ〜」とペットボトルの縁起を語ってくれました。大将の話では、その頃の同蔵は現在のようなビッグネームではなく、なんとか商品と取ってくれないかと言われたので、仁義で仕入れたそうです。

それと当時は、「あの色物焼酎でもそん頃は、ケースでボンボン売りよったよ。今みたいにプレミアムなんて付いてなかったしね。それがどんどん名前が広まったもんやけん、だんだん入荷せんことなってね・・・」とおっしゃっていました。

というわけで、このペットについて、鑑定の程お願いします。

というわけで、さて、ビーフさんが久留米市の酒屋でデッドの淵から蘇らせた某有名蔵のミニペット物ですが、さっそく問題の酎霊写真をご覧いただきましょう・・・。

(客席:おおおお!!!・・・・・(@_@;))

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やはり有名蔵ならではの反応と言いますか、あの蔵がこういう商品を造っていたのかという驚きでしょうか?

ここでおなじみの酎霊写真研究家、スピリチュアリストの牛田非道先生に写真の鑑定をお願いいたします。・・・先生、いかがですか、この写真?

牛田:ああ・・・、うむ・・・見えてきました。

これはあの黒木本店さんの『橘』のペットボトル霊です。地元以外ではなかなか遭遇することができない、文字どおり“地縛酎霊”です。

ペットという顕現の仕方自体に、“全国酎霊”となった“孤独霊”“うさぎ動物霊”は違う、地元との呪縛関係が酎霊写真から浮かんできます。

意匠も現在の黄みがかったものとは違っていますね。これは古い祖霊でしょうか。それにしても、さすがに黒木さんと言いましょうか、酎霊写真としても、なにか、こう・・・もやに包まれたようなある種の品が漂っています。

横に配された極太の英文字で記された「TACHIBANA」に当時の空気と、現在まで先祖代々続く黒木家の意匠相続の血脈を見る思いがします。

日常酒として地元で愛用されるものとは言えども、黒木さん的エクトプラズマが横溢しているのが凄いところです。

この酎霊がよく甦ったものです。

この商品については供養の必要はありません。神棚に飾って下さい。

・・・先生ありがとうございました。大変高貴な地縛酎霊だったということで、毎日の礼拝が必要なようです。というわけで、来週の『STOCK OF THE LIVING DEAD』をお楽しみにm(_ _)m

goida隊員による加持祈祷のご協力により、当該酎霊の最新の姿を降霊していただきました。新旧合わせてご鑑賞いただければと思います(-人-)         (2003.04.12)

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