2002.10.13 司会 猛牛

“あなたの知らない焼酎の世界”

世の中には科学では解明できない、不思議な出来事があります。焼酎の世界も同じ。今日は、日常品から突如切り離された、戦慄と驚愕のディープな焼酎の異次元に、あなたをお招きします。

酒販店の棚や倉庫で埃をかぶりながらも、瓶内熟成で生きながらえていたデッドな焼酎。そんな“生きている死蔵焼酎”とショッキングな遭遇を果たした読者の皆様からの情報をお知らせするコーナー『STOCK OF THE LIVING DEAD』の時間がやってきました。

◇   ◇   ◇

さて、今回のお便りは、福岡県は福岡市にお住まいの“ビーフさん”から再びいただいた、ある泡盛のデッド・ストックとの遭遇体験談です。

先週パックものの酎霊写真を取り上げていただいた福岡市の「ビーフ」と言います。

今回お送りした写真は、前回と同じく9月28日の土曜日に、志賀島の別の酒屋で発見したもです。そのお店は島にある神社の参道の途中にありました。一見ふつうの酒屋兼雑貨屋さんですが、中に入るとびっくりしました。

白鶴の古いポスターが額に入れて天井近くに飾ってあります。店番の女将さんに聞くと、白鶴の初代ポスターだということです。ほんと貴重品ですね。店は江戸時代からの歴史があり、しかも先先代までは杜氏を兼業して山陰の方の蔵元に行っていたとのことでした。

女将さんは、以前は福岡県の蔵元さんはすべて営業に来ていたけども、最近は来る頻度が少なくなったとおっしゃりました。

志賀島はもともと清酒がメインで、焼酎が売れ出したのはここ2年くらいだということです。売れるのは、白波、霧島、雲海、いいちこ、ひむかのくろうまなど大手の蔵がほとんどだそうです。

ところで棚を見るとけっこう古いストックがありました。しかし以前はまだまだたくさんあって、何年か前に好事家がやってきて相当数買っていたとのことです。ちょっと出遅れたなと悔しく思いました。

どうしようかな・・・と思っていたら、棚の奧に泡盛の『瑞穂』がありました。中でも43度の一升瓶がラベルが凄く剥落して、いかにもデッドという感じです。これは間違いなく店頭で10年以上は経っているだろうと思いました。瓶詰めの時点で3年物ですから、中身では合わせて13年。ヘタすると15年以上は死蔵されていたのではないでしょうか。

値段は2300円だから、43度ということを考えたら、そのデッド具合と度数でお買得だなと思いました。矢風・オクションに出したら高く売れるだろうと算段しています。

余談ですが、私が女将さんと話していた間、女房は外で待っていたのですが、あまり待たせるというので頭に来て怒っていました。私を置いて、車で帰るつもりだったというのです。私としては20分と話していないつもりだったのですが。家内安全にならないのは、やはり酎霊が祟っているのでしょうか?

では、鑑定のほど、お願いいたします。

というわけで、焼酎道楽が過ぎて家庭崩壊か、というビーフさんが福岡市でデッドの淵から蘇らせた長期瓶熟の値打ち物ではないかと期待する泡盛、さっそく問題の酎霊写真をご覧いただきましょう・・・。

(客席:キャーーッ!(>_<))

画像1:mizuho1.jpg

画像2:mizuho2.jpg

画像3:mizuho3.jpg

画像4:mizuho4.jpg


おおお! 特に首ラベルのあたりが凄いですねぇ! この風化度は並じゃありません。これは一体何年物なのか期待が高まります!

ここでおなじみの酎霊写真研究家、スピリチュアリストの牛田非道先生に写真の鑑定をお願いいたします。・・・先生、いかがですか、この写真?

牛田:うぅ・・・・・・・・・・・・うぅ・・・・・・・・・・。

先生? どうかされましたか?

牛田:ニライカナイからの声が聞こえてきました。

確かに、首ラベルを見ますとほとんど色が落ちております。現世での迷いも無くなって、純白に近いまでに浄化されている境地と言いましょうか。ここだけを見ますともう相当年、LIVING-DEADの幽冥界にあったと言えそうです。

しかしながら、この『瑞穂43度』ですが、瑞穂酒造さんは詰口年月日をラベルに書いていません。ですから、確固とした時期の特定は難しいと、声はおっしゃっています。

さて、このLIVING-DEAD年を霊視するポイントとしては、ラベルにある蔵元の住所と電話番号が挙げられます。声のご指示では、住所と電話番号が現在とは違う古い物であるとのことです。

声のご指示では、これはまだ4〜5年くらいしか彷徨っておらぬ、とのことです。10年以上などとは、とんでもない。まして矢風など・・・。

現行のLIVING商品で2790円ですから、まぁ、500円くらい得だったことを感謝してください。

まだまだ供養が足りません。もうしばらく寝かせてください。

・・・先生ありがとうございました。ビーフさん、とても残念でしたね。というわけで、来週の『STOCK OF THE LIVING DEAD』をお楽しみにm(_ _)m


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