2002.09.30 司会 猛牛

“あなたの知らない焼酎の世界”

世の中には科学では解明できない、不思議な出来事があります。焼酎の世界も同じ。今日は、日常品から突如切り離された、戦慄と驚愕のディープな焼酎の異次元に、あなたをお招きします。

酒販店の棚や倉庫で埃をかぶりながらも、瓶内熟成で生きながらえていたデッドな焼酎。そんな“生きている死蔵焼酎”とショッキングな遭遇を果たした読者の皆様からの情報をお知らせするコーナー『STOCK OF THE LIVING DEAD』の時間がやってきました。

◇   ◇   ◇

さて、今回のお便りは、福岡県は福岡市にお住まいの“ビーフさん”からいただいた、パック物デッド・ストックとの遭遇体験談です。

福岡市に住んでおります、「ビーフ」と言います。司会者の方とは名前が近しくて、なんだか、とても親近感を感じます。

さて、9月28日の土曜日に、志賀島まで行ってきました。あの金印が発掘された全国的にも有名な島です。

車で島を一周しようとした際、道すがら小さな酒販兼業の食料品店がありました。気になって寄ってみました。特に珍しいデッドストックはありませんでした。しかし、よく棚を見ると、『不思議なそば焼酎』という名前の1.8Lパックが目に付きました。

トランプのKINGとQUEENがお湯割りを手にしたイラストのパッケージです。いままでよそで見たことがありません。手に取って見ると、蔵元は宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町の「渡辺酒造場」となっています。

もう相当月日が経っているのでしょう。パックの下部がビール腹の様に膨らんでいます。外装のフィルムも埃をかぶり、隅が黒ずんでいました。パックの上部をよく見ると、製造年月日は94年3月2日となっていました。8年物です。

しかし、デッドストックなのに、店のおばあちゃんは定価の1250円のままで販売しました。「ちったぁ、負けてやってんない(──;」と思いましたが、これもデッドストック道のためと諦めました。こういうコーナーを見て、酒販店さんが色気を出さないよう危惧します。

というわけで、鑑定のほど、お願いいたします。

PS:猛牛さん、アップデートが頻繁ですが、ちゃんと仕事してますか?(爆笑)

というわけで、最後が大きなお世話ですが、さて、ビーフさんが福岡市でデッドの淵から蘇らせたパック熟成焼酎、さっそく問題の酎霊写真をご覧いただきましょう・・・。

(客席:ん・・・・・(@_@;))

画像1:fusigisoba.jpg

画像2:fusigisoba2.jpg

画像3:fusigisoba3.jpg


おっと・・・。なにかインパクトに欠けると思ったら、画像サイズを少しケチり過ぎですか? やはりパック物ですと“風化度”が見えにくくちょっと衝撃度が弱まる感じがしますが・・・。

(客席:し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん(-.-)y-゜゜゜)

ここでおなじみの牛田非道先生に・・・というところですが、今日は非道先生は急病のためお休みです。そこで、宮崎酎霊研究の大家であるけんじ先生に写真の鑑定をお願いいたしました。・・・けんじ先生と電話が繋がっています。・・・先生いかがですか、この写真?

けんじ:・・・もしもし・・・けんじぃ・・・ですけどもぉ・・・・この商品ですがぁ・・・廃業されたあ・・・五ヶ瀬の渡辺酒造場さんのぉ・・・ものですねぇ・・・はいぃ〜・・・五ヶ瀬の渡辺さんはぁ・・・結構大きな蔵だったんですが・・・(音声途切れ)・・・海さんや、神・・高千・・・さんに追いつけ追い越せという・・・がんばってらしたんですがぁ・・・つまりぃ・・ディスカウンター向けに主力を・・・ために結局・・・はい・・・廃業に追い込まれたと・・・渡辺さんはぁ・・・地元よりも・・・福岡、特に北九州エリアに・・・主力を置かれていたのではと・・・はい・・・『奧高千穂』も同社の・・・(音声途切れ)・・そうです・・・ブランドだったんですねぇ・・・宮崎自体は焼酎文化ですので・・・酒屋の商品回転が早いというか・・・だから・・・あまり・・・デッドストックが少ない感じです・・・その点、福岡などの・・・清酒圏ではぁ・・・見つかる可能性も・・・高い・・・なんて思うんですけど・・・ね・・・この商品についてはぁ・・・供養の必要というかぁ・・・パックものだから・・・中身がちょっと心配・・・かなと思ったりも・・・とにかく、大切に保存してくださいYO。

・・・けんじ先生ありがとうございました。放送時間も迫りました。というわけで、来週の『STOCK OF THE LIVING DEAD』をお楽しみにm(_ _)m


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