2001.08.30 再構成 by 猛牛

先日のことであるが、中国地方にお住まいの或る女性からメールを頂戴した。そのメールを拝見したとき、わては大きな衝撃を受けたのだった。

そこには、社会的良識を備え、市民の一員として責務を全うし、いつか王子様がと夢を抱く、ごく普通のありふれた、ひとりの美女OLが、運命の悪戯によって本格焼酎と出逢い、飲み、酔い、味の深みに浸り、“焼酎愛”に日々溺れてしまうまでの、ぬぅあんとも赤裸々な体験、心の軌跡が綴られていたのである。

というわけで、彼女がいかに本格焼酎を愛するに至ったか? 原文を不肖猛牛が“偏執妄想的観点”から再構成してお届けし、女性本格焼酎愛好家の拡大を目指す諸兄のご覧に興じたいと思う。小なりとも示唆を得ていただけるなら、幸甚である。

(なお文中の地名、氏名、団体名は仮名である)

はじめまして。○○県在住の24歳、“トモミン”と申します。

yahooで、「焼酎 霧島」の2つのキーワードで検索をかけていたら、見つけたんです、そう、『九州焼酎探検隊』のページを・・・。

「おぢんの酒でどこが悪い!(-"-)」を読んでいたら、いままで私が体験したことを、いろいろと思い出して・・・。その感想というか気持ちを中心にいろいろ書いてみたいと思います。

あ、ええと。
お気を悪くされてしまわれるかもしれない事を覚悟の上で、率直に言ってしまうと、私は以前は“彼”が嫌いでした。ホントに嫌いだったわけではなく、いわゆる「飲まず嫌い」だったんです。

なぜ、飲まず嫌いだったか、というと、私の家族・親戚の中に“彼”を好きだった人が誰も居なかったので、出逢う機会がなかった。その上、軽いものでも20度、ものによっては35度,40度…などという“アルコールギッシュ”な度数に逃げ腰だったんです。

それと、なんとなく“彼”って「オヤヂくさい」、そんなイメージを持っていたという3点かな・・・。

だから、「おぢんの酒でどこが悪い!(-"-)」の文中に登場する女の子が彼氏に向って、「おぢんみた〜いっ!」と言った気持ち、わからなくはないんです。昔の私が“彼”に対して同じようなイメージを持っていましたから・・・。

なぜ、そんなイメージを持ったのか、理由はわからない。でも、私の中で“彼”は「何となくオヤヂっぽい気がする対象」だったんです。

で、なぜその飲まず嫌いで、“彼”を「オヤジの酒」と思っていた私が、yahooで検索かけるほど“彼”との愛の深みにハマってしまったか、というのをこれから・・・。

◇     ◇     ◇

実は私、勤務先が酒の小売店なんです。○○○○株式会社という、実に酒販店ってわかりやすい社名でしょ?

で、うちの社は、酒の種類別に担当が割り当てられ、自分が勤務する店舗での自分の担当する酒の発注・販促などを任されます。そして、それぞれ酒別に部門会議というのがあり、清酒会議、ワイン会議、ビール会議、洋酒会議・・・とあります。

で、行ったんです、“彼”についての会議に。その時、会議の最後に“彼”の試飲会がありました。麦やら芋やら、ちょっと変わったところで、紫蘇やら胡麻やら…計15種類ほどだったか、“彼”をすべてストレートでちょっとずつ(小さな試飲カップの底に1cm程度)・・・飲んだんです。

実は、その日が、私にとって“彼”の初体験だったんですが(今年の6月頃の事です)、

「あ・・・○×〓×♪△・・・イ・・・#◎〆▽・・・飲みたくないっ・・・・◇※×○・・・ふっ・・・§×♭@〓・・・うぐっ・・・(ごっくん!)

ところが、

「えぇっ?!“彼”って、おいし〜! “彼”がこんなに旨いなんて知らなかった!」

と目からウロコ(@_@;)。

イメージだけで“彼”を飲まなかった今までを勿体無かったなぁ、と思いつつ、この感動を誰かに伝えたくて仲の良い女友達に携帯メールを送ったんです。

「“彼”が好き。今日、飲んだ中では伊佐美くんがいちばん気に入ったの」

と書いたら、その友人から、

「“彼”は旨いよぉ。私の一押しよん! 私、酒の中では“彼”が一番好きっ」

などと返事があり、

「いい店知ってるから、連れてってあげるよぉ〜」

ということになって、でもお互いに仕事の休みとかが合わなくてなかなか会えず、一昨日やっと店へ行ったんです。

そこは「鹿児島料理と焼酎の店」と言うことで、生ビールくんもあるけど、とにかく“彼”が揃っていて、たくさん並んでいたんです。そこで2度目の、芋な“彼”と体験を・・・。

(以前は、甲類で作るグレープフルーツサワーなどを実は飲んでいたんです。全く文中に登場の女の子と一緒ですね。恥ずかしい・・・)

霧島、海、くよう(漢字忘れました…)などを呑み、神の河なども呑み・・・。

結論。個人的な好みの問題として、私は麦より芋な“彼”の方が好きだ!(麦くんを否定するつもりはありません。好きな方は好きでしょうし。私は芋な“彼”好きなだけで…)

で、好きになるともっともっと溺れてしまうのが愛情?

気付いたら、yahooで“彼”の検索をかけていた、という。。。。(^^;

ちなみに、“彼”にハマるまでの私は「清酒くんが一番好き」だったんです。しかも、“彼”を飲んだことすらない状況での飲まず嫌い、ビールくんと並んで嫌いだった。それが“ハマり始め”の頃は、ワインくんやウイスキーくんを抜いて二番手まで急上昇!(やっぱり一番好きなのは清酒くんでした・・・・)

そして遂に一昨日、“彼”が逆転サヨナラ勝ち?! なが〜い間不動の一位だった清酒くんを抜いてトップに!!(ちなみに、清酒くんは中学校3年生の頃から大好きでした。・・・・・間違いなく未成年でしたが・・・・)

余談ですが、ビールくんは今でもニガテです。彼って、なんだか苦くって・・・(+_+)

というわけで、衝撃の告白手記を寄せてくれた彼女だったのだが・・・。

その後、連絡は途絶えたままである。


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