2001.01.15 by 猛牛

『牛さん、頼むわぁ〜』

何事かと思つたら、隊長だつた。そう云へば、今日は隊長が自宅で使われると云ふこんぴゅぅたぁの品定めに、私がお供をさせていただく日であつた。

ふと手元をみれば、見慣れぬ白い箱を持ってゐるではなゐか。普段隊長が提げてゐる酒販店のびにーる袋ではなゐ。

心ばかりにと『繊月』の小瓶三本組を持参してくれたのであつた。聞けば、昨年十二月、肥後と日向のみで新発売になつたと云ふ。一本の分量は三百粍りっとる。値段は千五百三十圓と云ふことである。

「筑前にはまだない!(ここだけ漱石)」と隊長は、あたりの空氣を胸一杯吸った。

箱を開けてみる。一升瓶等では見慣れたものだが、可愛いひ瓶が三本も並ぶと、普段の商品とは何處か変わつてゐる。それは眼に訴へる瓶の形やらべるの色が変わつてゐるからと云ふこともあるが、むしろ小さく三本並んだ容姿の端麗さ故に、触覚に訴へるのであらふか。

(というわけで、どこが『細雪』やねん(爆))


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