2002.10.14 by 猛牛

■一挙に7社へと、焼酎蔵が増加した今年の開催。

「さて、来年の開催ではどういう顔ぶれでブースが出店されるのか、早くも来年が楽しみなん ありまする(気が早いじょ(-ー;)」

と言っていた昨年の開催から、早くも一年。筑前の秋本番を告げる恒例のイベント『RKBラジオまつり2002』が10月12・13の2日間、福岡タワーのお膝元・百道浜で行われた。

今年の焼酎蔵は全部で7社と、数では2社も増加、若干顔ぶれが入れ替わっての展開と相成った。「薩摩酒造」「霧島酒造」「本坊酒造」「高千穂酒造」という昨年参加組に加えて、「三和酒類」「峰の露酒造」「喜多屋」の3社が新たに参入。

各社自慢の新作や売れ筋商品の試飲がガンガンできるという、ウハウハ度がさらにパワーアップ。わてのようないぢ汚い飲兵衛にはタマラン様相を呈していたのである。

というわけで、各ブースの戦況をご覧いただこう。

■豊後1+薩摩2+日向2+筑前1+肥後1の戦力構成。

各県各蔵の状況について、まず実際にわてが覗いて回った順番にブースをご紹介する。

■三和酒類
こちらでは『いいちこ』フラスコボトルや『久三郎』などのプッシュが行われていたが、目を引いたのは『虚空蔵・麦酢』の試飲が強力に展開されていたこと。

実際にブルーベリーとリンゴのそれぞれの味を試飲してみたが、なかなかイケた。焼酎だけにおさまらない多角的なスタンスをアピール。

余談やけど、試飲嬢がなかなか美人(*^^*)。

■高千穂酒造
宮崎県勢として唯一参加の高千穂酒造さん。こちらでは新商品の米焼酎『露々』を前面に立てての展開である。

また同社の麦焼酎を使った「梅酒」も積極的にプッシュしていた。

飲んでみたが、やはり本格焼酎で漬けた梅酒はよか味と言える。

■喜多屋
筑前勢からは、喜多屋さんが焼酎蔵として唯一の参加である。

試飲できる銘柄は、主力麦の『与作』、緑茶焼酎『天の美緑』、吟醸粕取などが実戦配備。まぁ、とにかく試飲のコーナーはどこもお客さんが多いにゃ〜。

実際に試飲させてもらうまで、結構人波をかき分けたのだった。

■本坊酒造
先日goidaさんと試飲したばかりの『年号焼酎』で話題の同社のブース。

こちらでは主力としてプッシュされている『石の蔵から』と『梅酒』、そして『年号焼酎』に加えてレギュラー『桜島』も試飲可能だった。

新お湯割りグラスも商品購入者にプレゼントされていた。

■霧島酒造
昨年に続いての出展で、ブース位置も同じ。会場を南北に貫く通路の角に展開していた。極めて有利な場所である。

今や同社の主力となった『黒霧島』をメインにプッシュしていた。

演出なども昨年と同一の感有りだが、それはまた後で詳しく・・・。

■峰の露酒造
球磨焼酎勢ではただひと蔵、峰の露酒造さんが初参加していた。

銘柄は『舞せんげつ』『たる繊月』『霧の魔法』『時のわすれもの』という既存ラインに加えて、川辺川の伏流水を使った新製品『川辺』を戦線に投入していたのが目を引く。

これまでのイベントでも見た甕壷から、試飲させるという手法であった。

■薩摩酒造
わてと家人は、会場の一番海側・タワー側という裏口から入ったため一番最後に見ることとなったが、逆に言えば会場正面から入ると一番最初に遭遇するのが薩摩酒造さんのブース。

こちらでは昨年に続いての『我は海の子』と、今年新発売になった『黒白波』を2本立てでアピール。

■ブース演出で薩摩酒造、集客力で霧島酒造に軍配!

結論から書くとこうなる。

まずブース演出では、薩摩酒造さんが光っていた
上記画像でもお解りいだたけるが、パネルや備品なども商品のイメージカラーを活かした装飾が施されて会場内でも特に目立った。またブース内は、旧家の囲炉裏端というコンセプトか、重厚感ある和の設えの中で超巨大千代香や酒器などが陳列され、見せ方も上手だった。

そして集客力は昨年に続いて霧島酒造さんに軍配である。ブース内では例によって内側にアルミを張った菰樽から柄杓に注いで飲ませるという、いかにも祭りらしい演出がムードを高めてくれたが、決め手はやはり「蒸し芋の振る舞い」だ。

上記画像でご覧の通り、黄金千貫を蒸した“振る舞い芋”に二重三重にブース周辺を取り巻く長蛇の行列が出来る。そしてその行列に並ぶお客たちに振る舞い酒を渡していく。

ちょうど十字路の角にブースがあるため、このような展開がやりやすい。位置を上手く活かしたプロモーションである。「一人でも多く知らしめん哉、一本でも多く売らん哉」というど根性精神。こういう細やかさが、やはり霧島酒造さんが筑前で覇権を握るに至った原点なのだろうと思った。

各社各様のアピールの場となった今回のまつりであるが、やはり焼酎ブームを反映してか、試飲者の数が昨年と比較して多くなっていた。

それに比例して、いくつかのブースで話を聞いてみたが、実売の方も好調なようである。

清酒は喜多屋さんともう一社展開しているところがあったが、焼酎専業と比較すると6:2で圧倒的に焼酎が優勢となっている。それだけ焼酎が元気だというところだろうか。

いわゆる大手蔵の出展が多いこのイベントだが、振る舞い酒に目がないわてのような飲兵衛には、ぜひともさらなる蔵元さんのご出展を希う次第である(爆)

■いぢ汚さの勝利! 嫌がられながらも販促コップをゲット!(*^^*)

最後に、今回のイベントの“戦利品”のご紹介である。

まずは薩摩酒造さんのブースで見つけた、NHK朝ドラのタイアップ商品『まんてん』。最後の一本だったらしく、係員の方にお話を聞いてみたら「良かったら、お売りしますよ」と言っていただいた。

新聞の新商品紹介の記事を見て気になっていたが、いいチャンスだと購入決定。係員の方はついでに『黒白波』の試供用100mlペットを一緒に袋に入れていただいた。

ふつうなら、そこで「ありがとうございます」というところだが、わてのいぢ汚さがそれを許さなかった(自爆)

大量展示されていた『我は海の子』だが、その販促用コップもどんとディスプレイされていたのである。これがまた可愛くて、いいデザインなんですにゃ〜〜〜。うん。

係員「ありがとうございました」
猛牛「あのぉ・・・すんまっせんばってん、アレ・・・あの・・・『我は海の子』のグラスも、よかったら貰えんですか? すんまっせん(*^0^*)」
係員「・・・(──;」

係員の方はマジに絶句されたが、ここで怯んでは販促コップ収集の宿願は果たせぬ。心を鬼にしたっ。差し出されたコップをひっつかんだわてを見て、家人も絶句していた。にゃ〜〜〜(^_^;)

続いては、峰の露酒造さんのブースで新商品の『川辺』を入手。その際にいただいたのが同社の粗品タオルである。正直なところ、わてはこの蔵元銘入り粗品タオルというのにも、“フェティシズム”を感じておりまする。

ただ問題は、広げると結構デカイため画像の撮影や処理が面倒で、コンテンツとして手を付けるのが億劫というだけですばい。

その他、両社のポリ袋も戦利品として収集されたのであった(ま、ビョーキですな)。

さて、下画像の左が薩摩酒造さんのポリ袋。亀キャラがとても可愛いんである。

そして中が繊月粗品タオル、右が繊月ポリ袋。三点とも無事にわてのコレクションへと収まった(爆)

というわけで、今年の同まつりも中身の濃いものとなりました。また来年が楽しみですばい、ほんに。

でも、一年経つちゃぁ〜、早いですにゃ。またひとつ年取ったって実感が湧くイベント再見やったです。さて、今度はまたどんな蔵元さんが百道浜に突入されるとでしょうかね? 


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