商品名 新酒・無濾過・黒伊佐錦
種 別 乙類25度 900ml
製造元 大口酒造協業組合
産 地 鹿児島県大口市
10月合評会の第1弾。黒麹芋焼酎の再興の発端となった大口酒造さんの、『新酒・無濾過・黒伊佐錦』という新製品。原料は芋+米麹。鹿児島県内NO.1シェアを誇る同社の無濾過の登場である。隊長からご供出いただいた。

今回の合評には新隊員のわらすぼさんが初参加した。


猛牛:さて、最初は隊長から頂戴した『新酒・無濾過・黒伊佐錦』ですばい。

あげ:これって何度?

隊長:25度でしょ。えーーーと、黒伊佐の無濾過。

あげ:香りがいいなあ。

隊長:では一口、…………うん。甘味があるねぇ。

あげ:甘いねぇ、これ。

隊長:うん。最近は、ちょっとはクセが無いとねぇ、満足出来ないようになってきたからねぇ。昔は宝山で感激してたけど、最近はなんかガツンと来ないと飲んだ気がしないっていうか・・・。

むき:うむ。これは冷やすと特徴が弱くなりますね。

隊長:ええ。そうなんですよね、サラッとして。お湯割りだとどうですか・・・。

わら:これはお湯だと、香り立つでしょう?

猛牛:来ますばい、香りが。

隊長:ロックで飲んだ時よりも、黒麹のあの強さが出ますねぇ。独得のね。

猛牛:生とかやと、甘さが表に立って、芋らしさが壁の向こうにあったですが、お湯にすると前面に出て来るですなぁ。

あげ:そうそう。最初は甘さがぶわっと目立ってたよね。

ほた:お湯割りにしたときに、この、芋とは違う香りがしますね?

隊長:ええ、なにか違う香りがしますよね。

猛牛:米麹の匂いとはまた違いますばい。芋の香りやろうか?

わら:芋の香りですよね、これは。

隊長:はい。

わら:あと、黒麹が濾過されてない分、残っているのかもしれない。

ほた:なるほど・・・。

むき:芋とは違う、ちょっと甘い香りがしますね。

隊長:うん。そうなんですよ。

むき:何の匂いか、ちょっと解らないんですけど。

ほた:・・・なんかの匂いと似てるなぁ。

わら:これは常圧?減圧?

猛牛:これは常圧と聞いちょりますばい。

わら:でしょうね、焦げた匂いがしますから。

あげ:うんうん、焦げた匂いがしますよ。

ほた:そうそう、香ばしい匂いがします。

わら:もろみを焚くわけですから、焦げた匂いがするわけですよね。

むき:焦げ臭って書けばいいですね。なんかカンニングさせてもらったみたい(爆)

隊員一同:ははは(爆笑)

あげ:なにも知らないで、飲んで書くのって大変だからねぇ(爆)

ほた:言葉が見つからないので、そのまま使わせてもらいます(爆)

わら:ほんと、どれ飲んでも美味いからねぇ、困っちゃいますね。

隊長:そうそうそう。最近のはイカンちゃんねぇ。飲みやすいけんねぇ、どれも。書きにくいんだよなぁ。

ほた:先日、ある店で無濾過物の新酒が置いてあったので、値段を聞いたら、度数が同じなのにレギュラーよりも高かったんですよ。一工程減るんだから、安くなるんじゃないのか?って意地悪で聞いたんだけど。「よくわかりません」って(爆)

猛牛:言われてみれば、そげな感じがしますばいねぇ。

ほた:どうしても甘くなりますね。

むき:ええ。口の中が甘くなってきます。

ほた:いえ、評価が(爆)。香りも甘いけど。

隊員一同:はっはっは。

猛牛:体全体にモザイクかけますから、遠慮なくどうぞ(爆)

隊長:やっぱり伊佐錦とか霧島とか、定番として基本的に安心できる、味だね。でも、レギュラーの黒伊佐と比べて、どうやろうか?

猛牛:甘かです。何ヶ月か前、蔵で飲ませてもろうた時もそうやったですけど、甘さが立ちますばいねぇ。

隊長:生で飲むと、甘さが立つよね。

ほた:これって、個性が強いんですか?

隊長:レギュラーと比べたら、強いですよ。・・・でも、これは結論としてはお湯割りがいいなぁ。

猛牛:わてはこの焦げ臭が好きですばいねぇ。お湯が合いますばい。生とかロックだと後引かんですわ。

むき:これって毎日飲みたいとは思わないですね。飲み飽きします。

あげ:うむ。

猛牛:関東の方では、傾向として、無濾過とか個性が強いもんから、白麹の毎日飲める定番酒に移りだしよるち話を最近聞きましたばってん。

隊長:解る話だよね。それ。僕も個人的には、黒麹よりも白麹のレギュラーの味の方が好きなんだよね。

猛牛:コマ出そろいましたでしょか? では、次ぎに参りますばい。

隊長:はい。行きましょか。


名前
評価(5段階)
コメント
隊長 ★★★★ 生で飲むと、麹の香りがプ〜〜〜〜ンとして甘みが口の中に広がってうまい。ロックするとちょっとおとなしい。お湯で割ると、香りも味も良い。
あげまき ★★★ 芋の香りよし。生でも口当たりがふくふくとして軟らかく、飲みやすい。甘味が強い。ロックは後味に少し苦味が残るが比較的すっきりしている方。基本的に芋焼酎はお湯割りが好みの自分としては好まない。お湯割りは芋の焼いたこげの香りのくせが強く出てくる。
猛牛 ★★★★ 一口、甘味が強く立ち上がる。気持ちいい。飲み口の甘さは生、ロックでも変わらず。甘味が先に立つ分、芋らしさが後に控えた感じ。しかしお湯にするとさすがに強力に芋の香が襲ってきて、新酒らしいキックが出てきた。家に帰って『たなばた・無濾過』と飲み比べてみたが、やはり新酒である分アタックがある。「生・ロックだと食中酒でもいいんじゃない?」とはお湯割りが苦手の家人の評。お湯割りで★プラス1。
荒馬 ★★★ 新酒の味にしてはおとなしい。割とやさしめ。お湯割りにした方が芋の香りが出ておすすめ。ロックにしても味が崩れないが、お湯割りがやはりおすすめ。昨年の印象が強かった為に少し残念。
★★★ 生で飲むと少し甘みがあり、ロックにすると特徴が殺される。お湯割りにすると心地よい甘さと何とも言えない香ばしい香りがして美味しい。料理が欲しくなってきた。食中酒に良いかも。
ほたて ★★★ お湯割りにすると独得の香りがして(焼き芋?)、おもしろい。とろりとして結構好きかも。
むきたまご ★★★ ロックは特徴が無くなるが、お湯割りで面白い香りがする。最初は良いが飲み飽きしそうな味。ただし一口目の味は評価できる。
わらすぼ ★★★★ ■ストレート→甘さが立ち、味ふくよか
■ロック  →冷たいと、味・香り共に控えめ。スッキリしていて飲み過ぎるかも・・・。

■お湯割り →香りが広がり、好きなタイプ。ややコゲ臭が気になる。
goida ★★★★ 飲んだ瞬間、「黒伊佐錦」だなぁと安心できる味。それにしても香りも味も甘い。風味が凝縮されている感じでした。ただ、もっと華やかな感じのほうが好みかなぁ・・・。お湯割りが好みです。この焼酎。

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