商品名 村尾
種 別 乙類25度 1800ml
製造元 村尾酒造合資会社
産 地 鹿児島県川内市
今回は新春記念企画の出張合評会。博多・中洲の鯨料理専門店『八っ文字』での開催。2本目もこれまた説明の必要もないプレミアム焼酎の片方の雄『村尾』。原料は芋、米麹。

今回は同店のご協力により開催出来まして、心より感謝申しあげますm(_ _)m


猛牛:さて、次はあの『村尾』ですばい。

隊長:おお、二大巨頭のもう一つ。

荒馬:昔の『村尾』と比べて、どうかなぁ。

隊長:では一口、…………うむ。上品だなぁ〜、これも。

ナオ:僕は『薩摩茶屋』を愛飲しているですけど、焼酎にしてもファースト・インプレッションってのがあるじゃないですか? 『薩摩茶屋』はファースト・インプレッションは含み香がすごく広がりがある。でも『村尾』はそれが無いですねぇ。

隊長:大人しいよね。

荒馬:蒸留機、替えたからかなあ・・・。大賞を取った頃から味が大人しくなってきた。

隊長:香ばしさはすこしあるけどねぇ。

荒馬:昔は、なんかですね、薫製みたいな匂いがしてたんですよ。スモーキーで、ちょっとスパイシーで。

ナオ:表現がちょっと(爆)

猛牛:まるでソムリエみたい?(爆)

隊員一同:はっはっは。

荒馬:薫製の香りと、それと胡椒をちょっと足した様な香りがあったんですよ。それが今はぜんぜん無い・・・。

ナオ:僕は昔の『村尾』を知りませんけど、薄くなってるってことですかね?

荒馬:薄くなっているというか、蒸留機に起因しているんじゃないかな。

ナオ:『薩摩茶屋』とは大きな違いですよね。香りが立ちますもん、『茶屋』は。

隊長:これって常圧?って感じだよね。上品というか大人しい。

荒馬:一昨年でしたか機械を替えてから、大人しくなったような感じが・・・。村尾さんは常圧蒸留機しかないから、常圧ですけどね。

えい:蒸留機を替えたら、なぜ味が変わるんですか?

荒馬:蒸留機の上の曲がったパイプの部分、“馬”のところなんかの角度ひとつで、蒸気の当たり具合が変わって、味が違ってくるらしいです。

ナオ:えいじこさん、君は専門家やろ?

えい:いやぁ〜、僕は実験室のそれなら解るんですけどね(爆)

猛牛:ところでこの「村尾」の字はどなたが書かれたとでしょ? 酒屋さんとか?

荒馬:近所の人が書いたらしいですよ。

猛牛:なんだ、そげなことやったとですか?(爆)

ナオ:村尾らしくて、その姿勢は良いですよね(爆)。

隊長:お湯を入れると香りが立つねぇ。『森伊蔵』より立つ。

荒馬:ん〜〜ん。だんだん点が辛くなるなぁ・・・。僕は今は森よりも村よりも田村の『純黒』ですね。

ナオ:うん。あれは美味い。

猛牛:わては最近『鷲尾』を飲んだとですたい、知り合いがおごってやるってんで、寿司屋で。ちゅーても“くるくる”やなかとですばい。本物の高級寿司屋(爆)。

隊員一同:はっはっは!

猛牛:タダとなりゃ〜、そりゃガンガン食って飲みましたばってん、その店は焼酎をいっぱい並べとったですよ。『八幡』とか『鷲尾』とか。『鷲尾』はよか味と思いました。

隊長:相変わらず意地汚いねぇ(爆)

隊員一同:ぶっはっはっは!

ナオ:いやぁ、楯突く訳やないんですけど、僕は『鷲尾』より『純黒』ですね。コクが違うっていうか。あれは凄い美味しかったです。

隊長:深みを知ってしまうとねぇ、相対的に浅く見えるってのはあるな。

ナオ:濃い味に慣れてしまうと、『森伊蔵』や『村尾』が物足りなく感じるってのはありますよね。それぞれレベルの高い商品ではあるんでしょうけど。

隊長:向こうで売れる味だな。ま、こっちでも売れるんだろうけど(爆)

ナオ:あら・・・また注ぎ過ぎちゃった。

猛牛:今日はさらに飲むやろうと思うとったけど、ナオさん、ガブ飲みやね(爆)

隊員一同:はっはっは!

ナオ:『村尾』はやっぱりお湯ですよ。お湯にして初めて香りが立つんじゃないですか。

猛牛:とろみは無いけど、お湯での勝負ならこっちですばいね。

荒馬:とろみは貯蔵で出るんで『森伊蔵』はそうだけど、『村尾』は焼酎界の生ビールだから。とにかく出荷が早いから。

ナオ:荒馬さん風に言うと「スモーキー」。

荒馬:昔は生でもスモーキーだったんですよ。空瓶の蓋開けただけでも、スモーキーな香りがしたもんですけど・・・。

猛牛:わてはやっぱり『茶屋』ですにゃ〜。

ナオ:黒千代香で飲むと『茶屋』はさらに美味いですよね。割り水して温めて飲むと、ほんと香ばしくていいです。

隊長:昔はそういえば、『いいちこ』がさ、下町のナポレオンって売り出し始めた頃だったけど。岩田屋(筑前の地元デパート)に買いに行ったんだよね。そしたら、品切れ状態だったのよ。凄い人気でね。

猛牛:プレミアムも付いたって話やったですねぇ。

ナオ:うそ?!『いいちこ』が?

隊長:ほんとだって。品切れ状態だったんだから。で、やっと買って飲んでみて・・・ぜんぜん美味くないなと。僕はだよ、僕の感想はね。これが何で受けるんだろうって思ったんだよね。

ナオ:じゃぁ、『いいちこ』飲んでみようかな(爆)

猛牛:フラスコボトルがいいっちゃない?(爆)

隊長:これだったら壱岐焼酎を飲んだ方がいいやって思ったなぁ。

ナオ:元々福岡も焼酎飲んでいた所じゃ無いじゃないですか、鹿児島とかみたいに。やっとここ10年くらいで飲み屋のメニューに「芋、麦、ソバ」なんて書かれだしたくらいで。で、麦だったら自動的に『いいちこ』が出てくるとか(爆)

隊長:そうそう。なんでそれやねん!ってね、怒りたくなる(爆)。昔はそれすら無かったからねぇ・・・。

ナオ:麦の味はこれだって思っていたんですよね。でも、いまはいろんな焼酎が手軽にのめるようになったって、ほんと贅沢ですよ。

隊長:昔は貧乏だったから、如何に安く飲んで酔えるかってやってたんだよね。一気に飲んで鼻つまんで100m走ったりね(爆)

えい:そうなんですか? ・・・確かにすぐ酔えますよね。

ナオ(えいじこさんに向かって)君は安酒って知ってますか?

猛牛:わては知らんばい。

隊長:嘘つけ! 陰に隠れて甲類飲んでんだろ?(爆)。ほんと洋酒だって昔は高かったからね。『オールドパー』なんて貰ったらうれしくて、うれしくてねぇ・・・。

ナオ:今じゃ、焼酎より安い(爆)。でも、福岡も元々日本酒だったのに、いまじゃそれこそ焼酎だらけじゃないですか、飲み屋も。なんかねえ〜って。

荒馬:福岡は東京の影響を受けやすいところなんでしょうね。関東の企業の支店都市でもあるし。博多はそれほどでもないけど、天神は東京のほうばかり向いているような気がする。だから焼酎の銘柄だって、関東で人気が出てメディアに乗ったようなもんばっかり並べたがる。ほんと、焼酎は九州の、自分たちの文化やないか!って怒りたくなる(爆)

猛牛:筑前の蔵元でも、そういうのに似せたのを造ったりするとですたい・・・。

ナオ:鹿児島出身の友達と焼酎をよく飲むんですけど、そいつから言われましてね、「福岡は九州と思うたらいけんよ。お前達は向こうばっかり見ちょろうが」ってね。

荒馬:どこに行っても『富乃宝山』『佐藤』『海』みたいなねえ・・・。

猛牛:というわけで、次ぎに参りますか。

隊員一同:はぁ????


名前
評価(5段階)
コメント
隊長 ★★★ 『森伊蔵』に似ている味。お湯割りが良い。芋焼酎にロマンを感じる人には物足りない。でも、今後に期待したいナ。
あげまき ★★★ 生ではきつい。芋の香りをほとんど感じない。お湯割りにするとほのかに出てくるかな?甘味も出てきて、少し飲みやすくなる。飲んだ後にビシッとした感じが残る。ちょっと男っぽい味かな?
猛牛 ★★★ 一口、香ばしく、まろやか。でも、やはりお上品。芋の強烈な味わいに惹かれる方は物足りないでしょう。お湯割りはさすがに香りと甘味が立って美味しい。ん〜〜ん、わては『薩摩茶屋』の方が好きですにゃ。
荒馬 ★★★★ 線は少し太い感じがあるが、クセは少ない。お湯割りにすると少し香ばしい香りが出る。
ナオ ★★★★ ストレートは飲みやすい。これはイメージを外れた。というのも硬派のイメージがあったから。自分としては、これぐらいが焼酎のソフト化のギリギリの線だろうと思う。お湯割りは絶品。
えいじこ ★★★ お湯割りが香りを引き立てる。大衆受けするのは納得できるが、奥の深さは無いですね。

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