商品名 森伊蔵
種 別 乙類25度 1800ml
製造元 有限会社 森伊蔵酒造
産 地 鹿児島県垂水市
今回は新春記念企画の出張合評会。博多・中洲の鯨料理専門店『八っ文字』での開催。2002年最初の銘柄は、今さら説明の必要もないプレミアム焼酎の王様『森伊蔵』。原料は芋、米麹。

今回は同店のご協力により開催出来まして、心より感謝申しあげますm(_ _)m


猛牛:さて、最初は『森伊蔵』ですばい。新年は豪華ですばい。

隊長:そうだねぇ、ほんとに。

荒馬:一升は飲めますからね、一升は(爆)。合評にコレ系は無かったですからね。

猛牛:『魔王』くらいですけんねぇ。まぁ、隊は貧乏部隊ですけん(自爆)

隊長:おっ!注いだら、もう香りがしてる。

大将:いらっしゃいませ。今日の『森伊蔵』は店の奧にずっとストックしていたもので、何年も前のものなんですよ。だからラベルにカビが生えてましてですね・・・。

隊長:なるほど。わざわざありがとうございます。では一口、…………うむ。サラっとしてるな・・・・。

猛牛:香りだけでもとろみありますばいねぇ、これは。

隊長:生で充分だけど、上品というかね。

荒馬:芋としてはやはりクセがない、僕らにとっては、みたいな(爆)。

隊長:そうそう。

ナオ:生のままでもいいですね。何も足さない、何も割らないっていうか。このままいける。

えい:じょーぜん、みずのごとし、っていうか。軽いです。

猛牛:前に球磨焼酎の蔵元さんにお邪魔したときに、ある方が『森伊蔵』を誉めてらしてですな。良い造りをしていますち言われなっとですたい。

荒馬:ある意味、球磨焼酎と通じるものがあるかもしれない。これは薩摩っぽく無いですもん。薩摩のイメージじゃない。

えい:これは垂水なんですか?

隊長:そうそう垂水。

えい:自分の故郷が鹿屋なんで、ちょうど隣町で。

猛牛:その辺りってやっぱり上品な焼酎が多いとですかね?

隊長:いや、そうでもないでしょう。

荒馬:鹿屋って言ったら、大海さんですよね。やはりあそこも大人しい。

猛牛:わてはちょっと氷、行ってみますばい。

荒馬:ん〜ん。氷を入れるとさらにクセが無くなる傾向にありますからね。入れると違うサワリが出て面白いのかもしれないけど。

隊長:お湯で割った方が面白いかも知れないねぇ。甘味が出て。

荒馬:やっぱりロックでもお湯でも線が細いっすね。

隊長:でも、これは受けるはずよね。売れると思う。一般受けする味だもん。

荒馬:僕らにとっちゃ〜、なんか弱いぞ!って感じですねぇ。

隊長:もうちょっとクセが欲しいなって。

猛牛:ガッツン!と来んですばい。

荒馬:うちらは『暁』が、★がドドドドド!て来るような所ですからね(爆)

隊長:そうそうそう(爆)

猛牛:とろみはあるけど、味や香りが大人しかです。上品なお味ですばい。

ナオ:『魔王』なんかと比べたら、僕は『魔王』は水だと思ってるんですよ。だから日本酒の悪い意味での端麗辛口っていうか。これはそれに比べたらちゃんと味もあるし、いいと思うんですけど・・・。でも物足りないですね。ストレートで物足りないっていうのは、合評会では初めてだなぁ〜。・・・やばいな、酷評だな(爆)。

隊員一同:はっはっは!

ナオ:割らずにずっと飲まなきゃもったいないなって感じ。

荒馬:お湯割りにすると、また違った香りがしますね。

隊長:うん。お湯で割った方がいいね。

えい:ん〜〜〜ん。水を飲んでいるみたい。

隊長:まさに上善如水飲みよるみたいやろ?(爆)

ナオ:ま、ただ売れるんでしょうね。

隊長:一般の人には売れますよ。

猛牛:売れますばい、ほんと。わては買わないけど。いや、買えないか(爆)

荒馬:問題は売るだけの量がないと(爆)

隊長:量がないと、また“神話”が出来るしね。

荒馬:棚にないから、さらに欲しくなってしまう心理・・・。

猛牛:そう言やぁ〜近所の酒屋さんに聞いた話ですばってん、他の蔵も「量がない、量がない」って言い出してきたそうですばい。

隊員一同:ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜ん。

猛牛:量が無く回して貰えん。んで、置けんそうですたい。

隊長:お店としては大変だよねえ、突然そう言われても。

猛牛:その店の大将曰く、某蔵からは実績実績と言われたらしいです。

隊長:実績?

猛牛:つまり前の年に一番売ってくれた酒屋に傾斜して卸すってことで。昔から応援してきたお店でも前年が悪いと商品を貰えないらしい。淋しい話ですたい。

隊長:やっぱり東京で名が売れたりすると、そうなるのかなぁ・・・。

猛牛:いま向こうで高く売れちょるちゅーても、やっぱ地元や九州ば大切にしとかんと、ブームが終わった後、支えてくれる店が無くなってしまうんやないかと思うとですけどね。

隊長:そりゃ、売れなくなったから、また扱ってくれって言われても酒屋さんも「はい、そーですか」とは言えないよなぁ。

猛牛:おろ。ちょっとコップに入れ過ぎちゃったなぁ・・・。酔ったら合評でけん。

ナオ:じゃ、僕も入れ過ぎよ〜っと(爆)

猛牛:ナオさんは、そうせんでも最初から入れすぎやもん(爆)

隊員一同:ははは!(爆笑)

猛牛:ほんと『森伊蔵』となったら、ドバドバ注ぐっちゃけんねぇ(爆)

隊長:とにかく大人しいなあ、これは。「これが芋?」という嗜好には合っているね。

ナオ:プレミアム焼酎だからってわけじゃなくて・・・ん。やっぱり大人しい。

荒馬:ソレ系の焼酎って味が共通している感じがします。ふと思ったんですけど、プレミアム焼酎ってMの頭文字が付くものが多いでしょ。森伊蔵、村尾、魔王って。

隊員一同:なるほど!

隊長:Mの法則だと。面白いねぇ。それは凄い発見だ!(爆)

猛牛:電話抽選だと「ダイヤルMを回せ」。

ナオ:じゃぁ、『百年の孤独』はどうなるんですか?

隊長:またそういうカタイことを言う(爆)。

隊員一同:ははは!

猛牛:それじゃ、次に参りますばい。

隊長:行きましょうか。


名前
評価(5段階)
コメント
隊長 ★★★ 上品な味わい。でもちょっと物足りない。お湯割りにすると少し香りが立つが、味の線は細い。芋焼酎が臭いという既成概念を持つ人には驚きでしょう。
あげまき ★★★★ 生でうまい。口当たりがまろやか。芋の香りもやさしい。お湯割りは甘味が強くなる。清酒のような感覚・・・これが女性にも受けてる由縁かなぁ?
猛牛 ★★★ グラスに注ぐととろみのある香りが立ち上がる。口に含むと極めてお上品な味。丁寧に造られているんでしょう。お湯割りにすると芋の甘さ・香りが少し出てくるが、生、ロック、お湯、どれにしても大人しい。物足りない。わての様な“野卑”“バーバリスティック”“オゲレツ”な輩には合いませんですにゃ。貴顕向きの焼酎。
荒馬 ★★★ 上品で繊細。クセのない味。若干とろみがある。贅肉が少ない。お湯割りにすると少し皮の風味が出る。
ナオ ★★★ 非常に飲みやすい。ストレートでぐぃぐぃいける。とはいえ、『魔王』の水っぽさとは違い、繊細さを感じる。しかし正直なところイケる口の人には物足りない。ロックは旨味が消えてしまい、苦味だけを感じる。お湯割りも立たず、明かに弱い。全体的に上品ではあるが・・・。
えいじこ ★★★ すごく香りがよく、とろみがある。芋としての線が細く、生で行くのがベスト。プレミアとされていなかったら、かつ安価であるなら、周りに勧めたい焼酎。

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