商品名 酒の手帳
種 別 乙類35度 720ml
製造元 薩摩酒造株式会社
産 地 鹿児島県
薩摩酒造・明治蔵で特別仕込みされた、お湯割りに特化した芋焼酎。35度という度数もお湯割りにこだわった結果だという。原料は黄金千貫と米麹。ネット販売では、1640円という値段である。これも筑前ではなかなか見かけることができない。

これは隊長より御供出いただいた。
今回の合評には東京から「いで名誉隊員」がゲスト参加。


猛牛:さて最後は隊長ご供出の『酒の手帳』ですばい。

隊長:いでさんは、これは飲まれたことありますか?

いで:はい、持ってます(^_^;)

隊長:さすがだ。では一口、…………ん〜〜ん。とろみがあるねぇ。

あげ:結構フルーティーだけど、生はキツイねぇ。

猛牛:35度ですばいね。

にし:味が変わっていくんですね、これは。甘いけど、飲むと辛いなぁ。

ふじ:はい。なんか辛いですね。

あげ:『小女郎』35度は、かっとこなかったけど、これは来るねぇ。

ふじ:そうそう、全然違う。

しじ:K1って感じぃ。

あげ:蹴られたぁ〜て?。ははは。

にし:なんかいろんなものが入ってる感じ。

KOO:そうねぇ、なんかスパイスが一杯入ってるって感じがする。スパイスは入ってないんでしょうけど。

いで:これは『白波』のところが造ってるんですけど。○○酒造の専務さんとお話ししてまして、ちょうど僕がこの話を出したときに、あれ『白波』のまんまでしょ?って。

KOO:そうかもしれない。これを薄めたら『白波』になるのかも。

いで:でも、『白波』と比べたら確かにこれはこなれた感じがする。今飲みながら、同じ酒かなぁ〜て首ひねってます。

あげ:前に一緒に仕事した印刷所の校正係りの女の子が、これが好きでねぇ。ほんと、びっちり、凄い校正する人。ばっしーーー!と完璧に。

にし:そういう性格の方がご推薦の焼酎ですかね(爆)

猛牛:我々とは合わんですにゃ〜(^_^;)。

隊員一同:(爆笑)

ふじ:甘いような、辛いような・・・よくわかんない。

KOO:これは辛い。

隊長:ん〜〜ん。このとろみは、多分寝かせてると思う。

しじ:なんかウォッカのような味ですねぇ〜。

あげ:これはお湯割りがいいかも。

ふじ:お湯割りだと甘みが出てきますよね。

隊長:これはかめ仕込みじゃないみたいだけど、寝かせてると思うな。

しじ:ワタシ、このラベルの字体が好きなんですよぉ。いい感じですねぇ。

隊長:薩摩酒造が気張って造ったって感じのラベルだね。

にし:ダマされないようにね(爆)

しじ:ダマされそぉ〜(*^^*)

隊員全員:(爆笑)

猛牛:・・・お湯割りが最適ですねぇ。

いで:お湯割りで評価が低かったら立つ瀬がないですよ。お湯割りのために何年も試行錯誤して造られたんですから。お湯割りの比率まで指定してるんですから、生が美味いと言われたら立つ瀬がないです(^_^;)。

隊長:ほんとうになんかねぇ、かめ仕込みに近いものがあると思わない? まったりとした甘みっていうか。

にし:う〜〜ん。なんか正体不明な味っていうか・・・。

いで:泡盛のクースの香りに似ています。麹の米の感じが来るのかもしれないですね。芋と米麹、原料二つしかないわけですから。芋のホワワワッって感じじゃなくて、米麹の香りの方が来ているって。

しじ:なんか新しく建てた家みたいな臭いがする。

隊員一同:そうそうそう、上手い。

隊長:結構生もいいかなと思うが。

いで:ん〜〜ん。やっぱりこれはお湯でしょう。

隊員一同:確かに。

KOO:でも、山梨ご出身の方が、芋焼酎がお好きというのは、なんかうれしい話です。すごい出逢いですね。

隊長:ほんと、いでさんには、一回講演してもらわないといかんなぁ〜(爆)。だいたい九州の人間の方が味音痴になってる。

いで:いや、九州の人はこのありがたさが解らないんではないですか? 僕も山梨のワインのことなんか知らないんですよ。それは酒をうまいと思うときにどこに居たか?ではないですか? 一番最初にうまいと思ったときに福岡に居たり、熊本に居たりで(爆)

隊長:ずっと九州にいて焼酎を飲んでるでしょ? 熊本にもいい酒がいっぱいあるのに、気づいてないんだよね。いらだたしくなってね。

KOO:福岡でも焼酎を飲みだしたのは、ここ10数年位ですからね。もともと日本酒飲んでるところでしたから。

いで:福岡はまだまだ焼酎文化圏とは言えないかも知れませんね。

しじ:『百年の孤独』がこっちで受けているのがわからないんですよぉ〜。

いで:『百年の孤独』が東京で受けるのはわかる。それを福岡で言っちゃだめでしょうって。中洲観光客向けに、そういう福チョン族に「ほらほら飲んどけ飲んどけ」ってやってればいい(爆) それを地元の人たちがやったら、ほっぺたをパンパン!と。あなた達のアイデンティティはどこにあるって?(爆)

隊員一同:ははははは!(爆笑)

あげ:ほんとほんと!

猛牛:さて結論が出ましたところで、今日はありがとうございましたm(_ _)m。


名前
評価(5段階)
コメント
隊長 ★★★★ 生で飲むとこのとろみは長い貯蔵のうまさ。お湯で割ると美味い。クースに近いイメージ。
あげまき ★★★ 最初はフルーティな香りがあるが、かなり生はきつい。飲んだ後すっきりしている。お湯割りは甘味がでて飲みやすくなる。量は飲みたくない。
KOO ★★ 辛い。刺激的。好きな人は好きでしょうが、私は好きでない。お湯割りがよい。
にしやん ★★★ 味が変わっていきます。甘くて、ごくんする時はカライ!! なにか他のものを入れてませんかね? 正体不明です!!
猛牛 ★★★ ん〜〜ん。なんか軽く感じてしまった。わてにはあまり引っかかりがなかったですにゃ。飲むならお湯割りですね、これは。
しじみ ★★★★ お湯が良い。パンチが効いている。お湯に限る!! 新築の家の香り、臭いがする。カライと言われるが・・・私は好きである。和紙的なラベルが好きです(^_^)
ふじつぼ ★★★ 最初は甘みがあるが、あと味が辛い。お湯割りはおいしい。
いで ★★★★ 生では甘みも少ないし、物足りない。やはりお湯割り用に設計された焼酎だけあって、お湯割りにすると際立つのがうれしい。★4つはお湯割りの評価。

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