2001.07.09 by 猛牛

宮内商店の若大将から極秘電文が届いたのは、6月初旬のことであった。エニグマ暗号機で解読されたその内容とは、あのほのかな甘さがぬぅあんともタマラン、黒糖焼酎『朝日』の蔵元、朝日酒造株式会社の喜禎氏がお忍びで筑前にいらっしゃるというもの。

若大将からの電文は、極秘裏に喜禎氏の迎撃体勢を整え、拉致強飲を行う・・・当探検隊も共同して事に当たられたし、とさらに続いていた。

即座に、隊長の号令が発せられたのである。7月8日午後6時20分、喜禎氏を迎え撃つべく、若大将・隊長・あげまき・ふじつぼ・猛牛の5名は、筑前は南区にある西鉄福岡大牟田線・大橋駅前で喜禎氏を待ち伏せの配置についた。

午後6時30分過ぎ、女性を伴った喜禎氏を発見。その女性は奥様であったことが後に判明したが、拉致の際に抵抗するなど予想外の展開となった。しかしながら臨時秘密基地である大橋駅前の居酒屋『田すずめ』に無事戻って、ミッションの第1段階は完了ぉ。尋問が開始されたのである。

取調室となった筑前南区大橋駅前にある居酒屋『田すずめ』。焼酎の品揃えも充実していて、アレ系(爆)焼酎も一杯単価が安くお奨め! 今回のミッションを発令した、筑前酒販界の若きフィクサー、若大将こと宮内崇宣氏。尋問開始挨拶も堂に入った口調で感心しましたにゃ。
鹿児島県は喜界島より遠路筑前にいらっしゃった朝日酒造の喜禎浩之氏と奥様。奥様のお顔はだせませんが、美人な方です(^_^)v
喜禎氏ご夫妻を迎え撃った当探検隊の隊長およびあげまき・ふじつぼ各隊員。隊長+あげまき隊員は昨夜も宴会だったとか。タフですにゃ〜 喜禎ご夫妻と若大将。探検隊迎撃隊の平均年齢の高さとは違って、こちらはグッと若さが際立っております(^_^;)。対照的だ(自爆)
当日、取調では自白強要剤として、朝日酒造さんの新製品『壱乃醸 朝日』が用意されていた。強要剤によって『壱乃醸』製品化の秘密を探り出すためである。

しかしながら強要剤に逆に飲まれてしまったのは、隊長・あげまき・猛牛の3名(自爆)。

特に不肖猛牛の場合は、動かした手が瓶に接触し、3回瓶を転倒せしめた。さらに、そのうち1回は栓が無かったために、内容物が流出してしまうという無礼千万な失態を見せて、取調室内で顰蹙を買っていたのだった(あ〜〜、ごめんなさいぃぃぃ(~Q~;))

隊長やあげまき隊員も「つい飲み過ぎてしまった(*^0^*)」と翌日述懐するほど、この『壱乃醸 朝日』、美味いんである。つい飲まれてしまっちゃったんである(*^^*)。

ところで、この『壱乃醸 朝日』だが、ラベルは喜禎浩之氏御自らの筆になるものという。「お酒は二十歳に・・・」のあの定型文まで全部手書きとのこと。気合いが入っているのだ。このラベルのムード、あげまき・ふじつぼ両隊員はことのほかお気に入りのようであった。この手作り感、わても気に入ってますばい。
喜禎氏の手書きラベルを入念にチェックしている、あげまき・ふじつぼ両隊員。良いデザインだとお気に召したよう(^_^)v 地鶏の炭火焼きと海鮮料理が自慢の同店。筑前南部居住のわてはいままで知らなかったのでありますが、料理も旨い店ですよ、ここは。
ご歓談の真っ最中。蔵元さんとお話しできる機会がそうそう無い筑前なので、今回のミッションは誠にありがたい話でありました。 隊長に焼酎造りへの熱い想いを語る喜禎氏。黒糖焼酎のさらなる認知と飲用機会の拡大をめざす喜禎氏の情熱をひしひしと感じましたです!
「芋焼酎ブームの中で、黒糖焼酎というものの認知というのがまだまだ少ない感じがします。今後は黒糖というジャンルの確立と飲んでいただく機会の拡がりを目指して、がんばっていきたいですね」

「『壱乃醸 朝日』は、食前食後だけでなく、食事中にいただいても美味しい、料理を邪魔しない焼酎というコンセプトで造ってみたんです。それは単に匂いを押さえたとかいう事ではなく、米麹の量に対して黒糖の量をぐっと多くして・・・ちょっと贅沢ですが・・・上品な味わいを狙ってみたんです」

・・・と熱く語る喜禎氏。

原料のコストが他のものと比べて最も高い部類に入るという黒糖焼酎。『壱乃醸 朝日』は同社のレギュラー品とくらべて800円近く高価だが、黒糖の量が多くまた手間暇が掛かっている分、当然の価格設定と納得である。

料理を邪魔しないというコンセプトだが、それも頷けますばい。ロックで飲んでいたんですけど、飲み詰まることなくスイスイと入ってしまう。料理との相性もよかです。わてもついついハイペースでいただいてしまいましたわぁ〜(自爆)。

さて、ありがたい出逢いの後は、お別れの時、なのであります。隊長と熱い握手を交わす喜禎氏のお姿に、わても胸中熱いものが流れたのでした。

宮内商店の若大将、そして喜禎氏・・・。蔵元や酒販店それぞれの若い力が、これからの焼酎の明日を生みだしていくのだ、その現場に立ち会えたのだ・・・ぬぅあんて、不肖猛牛は感慨を新たにしたのでありまする。

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今回のミッションにお誘いいただいた宮内崇宣氏、取調にご協力いただきました喜禎浩之ご夫妻に心より感謝を申しあげます。ありがとうございましたm(_ _)m


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