2002.04.26 by 百円酒家命@猛牛

■なぬ?「『兼八』が一杯100円で飲める」、と聞いただけで・・・

さてさて、先日のことだが、豊後赴任時代に一緒に仕事をさせていただいたある事務所の社長が筑前にやって来られた。4年ぶりの再会に、いろいろと近況を語り合っていたのだが、突然飛び出した話に、わてはぶっ飛んでしまった!

ぬぅあんと、豊後市内、それも社長の事務所が入っているビルの一階に、一杯100円で豊後の地酒・地焼酎を飲ませる店が開店しているというのだ! 社長も実感込めながら「あの『兼八』も一杯100円で飲めるんですよ。いい店でしてねぇ・・・」と語るのだった。なんと素晴らしい職場環境であろうか! す、凄いじぇ、『兼八』が一杯100円!!!!

というわけで、後日豊後出張の際に社長のご案内でその店へと行ってみた。

店の名前はコインBAR 大分酒館』。出店元は大分県酒造組合さんで、いわばパイロットショップなのだぁ。

店内は通常の百円酒家タイプに多い和風ではなく、結構モダ〜ンな造り。壁はトタン張りで、全体のムードは「コインBAR」という名称が納得のなかなか良い出来の店づくりである。一目で気に入った。

聞けば内装費200万円という。エアコンも入れず、コストを相当下げている。しかしながら、全体のグレード感は高い。

棚には大分県内で生産されている日本酒や焼酎がズラリ! 壮観ですにゃ〜、これだけ並ぶと。ほんに喉も鳴ろうちゅーもんですわ。ゴロニャン〜。

プライスラインは、レギュラー酒が一杯100円。長期貯蔵物などになると200円または300円という設定になっている。わては『兼八』『とっぱい』が100円で飲めるだけで、もう何も言うことは無いちゅー感じ。

カウンター内には、若い男性と女性が二人。彼らは一切外には出ずグラスと肴を渡すだけで、後は客のセルフサービスである。

客筋は、多くがスーツ族。近隣にある地場大手銀行や役所、新聞社などの、どちらかというと豊後のハイレベルなエグゼクティブ・クラスが多い。それに大きく影響しているのが、営業時間だ。午後5時から8時半までで、ちょうど「サラリーマンの退勤時間+ちょいと一杯」の時間帯に合わせているため、客筋がいいのだと言ふ。

わてのような、“ガブ飲みミルク珈琲的焼酎鯨飲派”は少ない(^_^;)。

これをご覧いただいている方も思われるでしょうが、この店は大人気で、元々期間限定営業だったのが、現在存続懇願が相次いで営業中なのである。開店は昨年10月とのことで、もう半年以上である。まだまだ続けて欲しいですにゃ〜。

ほんと、こういう店を筑前にも出してくれんですかねぇ・・・。もう、終業のベル鳴ったら、飛んで行きますわ、わては(*^^*)。

前述の社長とも飲みながら話していたとですけど。嗜好品としての焼酎は、まずこういう形態・オペレーションでのテイスティング酒屋で飲ませるのが、まず先決。特にブランド間競争から、今は芋ブームによって産地間競争的な色彩も強くなっている現状では、同一産地内の個性を味わえる、というマスメリットが発揮できる。後、いかに酒販との連携を強めるかという感じ・・・。

◇   ◇   ◇

ま、それにしてもガツガツガツと飲んでしまいましたですわ。ああ、飲んだ飲んだ! 『兼八』を6杯飲んでも600円! もぉ〜、よか店ですたい。赤字でやってらっしゃるというこの店ですが、ずっと続けていって欲しいですにゃ。ご活躍を祈っております。

御案内いただいたA社長、ありがとうございましたm(_ _)m ふぅ〜(~Q~;)


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