2003.06.09 by 猛牛

宮崎県田野町。ここは宮崎市内から車で少し南に下った、長閑な風景が広がる農村地帯です。

干し大根づくりで全国的にも有名なこの町で、大正時代から焼酎造りを営む、渡邊幸一朗さんのお宅。原料用の芋畑が広がる渡邊さん所有の農園、その脇に植えられた梅の木が、今年も彩り鮮やかに、たくさんの実をつけました。

渡邊幸一朗さん「うちの梅は、まったく手を掛けていないので、自然のままです。それで見てくれは少々悪いんですけど、無農薬ですから安心ですよ」

『萬年』の梅が実った・・・。

噂を聞きつけた宮崎市内にお住まいの焼酎ファン、goidaさんが、さっそく渡邊酒造場さんの農園に駆けつけました。

5月末に、奥様と佐賀県まで足を伸ばしたgoidaさん。「梅酒用なら可!」という奥様のお許しを得て購入した正調粕取焼酎『ヤマフル』で、今年は梅酒を漬けようと、ここ田野町まで梅を収穫しに来たといいます。

goidaさん「いやぁ〜、梅のシーズンに間に合うか間に合わないか、気が気じゃなかったんですが。渡邊専務からご連絡いただいて、ホッとしましたよ。ええ、家に帰ったらすぐに漬けます。梅酒なら、堂々と押し入れの中に入れておけますから、はいぃ〜(^_^;)」

都会育ちのgoidaさん、渡邊幸一朗さんの手ほどきで、梅の収穫に初挑戦。
最初は馴れない手つきのgoidaさんでしたが、次第に収穫のペースも上がり、たくさんの梅の実が袋に溢れんばかりと、なりました。

さて、この日の朝、goidaさんが宮崎市内を出発する際に、一緒に梅の収穫をと連絡していた、同じ宮崎市内にお住まいのけんじさん。しかしgoidaさんの電話にも応答が無く、農園にも未だに姿を現しません。

一体、何があったのでしょう?

けんじさん「zzzzzzzzzz......RAZZZ!......zzzzzzzzzz(-.-)」

その頃、梅の収穫を終えたgoidaさん。渡邊さんの梅をいただく代わりに、何か農作業を手伝いましょう、ということになりました。

goidaさんが作業に携わったのは、渡邊酒造場さんのお宅で造られる芋焼酎、『萬年』の原料となる、サツマイモの植え付けです。

梅が実る6月はまた、焼酎造りに欠かせない、芋の植え付けが始まる時期なのです。

この豊かな自然に包まれた農園で、渡邊幸一朗さんをはじめ、幸一朗さんのお祖父ちゃん、お父さん、お母さん、そして幸一朗さんの奥様など、ご家族総出で、焼酎造りに使う芋の栽培に専念します。

goidaさん「ふぅ、こ、腰が、い、痛いす」

隣りで微笑む、渡邊幸一朗さん。

渡邊幸一朗さん「これからさらに暑くなる夏場の雑草取りが大変なんですよ。ぜひ良かったら、goidaさんも挑戦されませんか?」

さあ、芋の植え付けも一段落。

畦道で、よく冷えた麦茶でのどを潤す、渡邊さんとgoidaさん。作業で汗だくになった体に、麦茶が染みわたるかのように、美味しそう。

二人は、袋に一杯詰まった梅の実を手に、渡邊幸一朗さんの蔵に戻ることに。

と、その時、一台の車が農園に滑り込んできました。














けんじさん「あ・・・あのぉ・・・けんじ・・・ですけどもぉ〜σ(*^^*)


南国、宮崎県。梅の収穫と、サツマイモ植え付けの時期を迎えた、ここ田野町は、これから本格的な夏を迎えます。

(Ending Theme)


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