萬年歳時記
展示台
【霜月・参】
Mardi Gras at Miyazaki Airport

2003.12.15 by 猛牛 撮影協力:マツユカ女史


11月下旬、宮崎県の空の玄関口「宮崎空港」では、例年、1階にあるホールで宮崎県酒造組合の主催でイベントが開かれます。

このイベントでは、宮崎県下のすべての蔵元から、自慢の製品が出品されます。中には、蔵元自らブースに立ち、試飲と販売を行うところもあって、焼酎ファンには見逃せないイベントとなっています。

渡邊専務「空港イベントですが、平成6年から県外の方に宮崎産の本格焼酎と清酒を知ってもらう為に展示だけで始まったのですが、平成9年から販売も行なうようになりました。時期は毎年今ぐらい、ちょうど11月の末ですね。一週間ほど行なうんっすよ」

こうやって、一堂に並ぶと・・・壮観ですね。

空港からそれぞれの出発地に帰る人々が、興味深げにブースを覗いています。

渡邊専務「うちは、『萬年』の白と黒を出品しました。え?・・・販売ですか? いえ、今年はうちは展示のみですね」

ほら、『萬年』が展示されていますね。その隣を見ると、川越酒造場さんの『日向金の露』や『川越』もあります。

渡邊専務「僕も空港を覗いてみましたんっすけど。前年よりも、売り上げは好調のようです。さすがブーム真っ只中といったところでしょうか」

私も偶然ですが、このイベントは、2回拝見したことがあります。目を転じると、小玉醸造の『杜氏潤平』が一升瓶で展示されていました。

ざっとですが、ラインナップを見ていると、時代が変わったんだなと、実感です。

これは、大浦酒造さんの珍しい玄米焼酎・・・どんな味がするんでしょうか?

かつては南九州でも玄米で焼酎が造られていました。いまはあまり見かけなくなりましたが、こうやってちゃんと現在もちゃんと作り続けている蔵元さんも、あるんですね。

『雲海』『霧島』という大手から、地域の味を守る小さな蔵元まで、宮崎県の多彩な焼酎の世界を見ることができる、このイベント。

いま宮崎焼酎への注目が高まっている中で、とても大切な情報発信の場と言えるでしょう。


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