2002.12.31 by 猛牛

■今年最後の大発見?!、かと色めき立ちの『川越』千代香登場!

宮崎県の川越酒造場さんに自社ネーム入りの特製千代香が存在していた事実がこの度、明らかになった。これが、なかなかの逸品である!(@_@;)

この千代香については、当地最大の事情通であるけんじさんでさえも、その情報を掴んでいなかったもので、わて自身もある方からその情報を頂戴したとき、びっくりした。川越さんの事務所でもそれに類するモノを見たことがなかったし、まったく存在していることすら想いが行かなかったのだ。

と、ところが今回、九州ではなく、ぬぅあんと大阪で大量に『川越』千代香が出土したのだ。隊掲示板にお書き込みいただいているある方から、偶然見かけて2つ入手したので、良かったら片方を譲りましょうとわざわざご連絡をいただいたのである。

で、さっそくお送りいただいたのが、これ。

ロゴは間違いなく『川越』のもので、同酒造場オリジナルの千代香のようだ。

蔓にしてもビニールなどの合成素材ではなくちゃんとした造りで、なかなか本格的な味わいが漂ふ。

サイズは直径14センチ位とやや小振りながらも、そこがまた程良い大きさで可愛い感じである。

『川越』ネーム入りの販促用千代香とは貴重な品が飛び出してきたものである。

■“観賞用千代香”としても、結構な出来映えの優品。

さて、千代香は火に掛けると割れることが多いので、わてはほとんど実際に使っていない。特に販促向けのネーム入り千代香はそうそう簡単には手に入らないので、破損すると泣くに泣けない。

そこで自ずと観賞用千代香ということに相成って、眺める対象物として相対することになるんである。

観賞用という点から見ても、この『川越』千代香、結構な出来だ。釉薬の掛かり具合と発色にそこはかとなく侘びの世界がイメージされて、よか味が滲み出ている。また土の素地を活かした“川越”のロゴが釉薬から浮き出て、背景の色味とのコントラストが美しい。

◇   ◇   ◇

で、どうしてこの品が大阪に流れていたのか気になるところである。九州、というか地元宮崎でもこの千代香の存在は知られていなかった。蔵元さんの事務所にも置いていなかった物なのだ。

先日けんじさんにこの千代香の存在を確認したところ、「大阪の酒屋さんがオリジナルで造ったのではないでしょうか?」、と酒屋自作自造説を唱えられていた。蔵元さんのところでさえ見たことが無いシロモノ、その説もまったく否定は出来ない。

しかし、関西の酒屋さんが、自店での販促用にわざわざ“川越”ネーム入りの千代香を造るというのも、どうにも腑に落ちない話ではある。来年以降、この千代香の徹底した学術調査の必要性が高まってきたと言えよう。

ちなみに、この『川越』黒千代香、譲っていただいたお値段は、

本体価格680円!

である。素晴らしいぃぃぃぃぃ!!!!!


九州焼酎探検隊TOP