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同じく関東方面隊のJAZZ翁よりお送りいただいた茨城県産焼酎3本の内のひとつ。中に金箔が入った色物の甲類焼酎で、天然水仕込み。ラベルには大航海時代の日本と中国の地図がデザインされている。ネーミングはオランダ語らしい。
原料はコーンと麦で、これまた珍しい組み合わせ。純金箔入りという見た目の珍しさも面白い商品。 |
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猛牛:さて、関東方面隊のJAZZ翁よりの差し入れ第3弾ですばい。凄かでしょ、これ。
隊長:金箔入りとはねぇ。 KOO:焼酎でこういうのは初めて見ましたよ。 隊長:まるで日本酒の世界だ。 あげ:なんか飲むのがもったいないね(一同爆)。 隊長:では、一口。…………やっぱり甲類だね。 |
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KOO:うん・・・ただのアルコールという感じです。でも不思議な味がする。原料は?
猛牛:コーンと麦ですばい。珍しい組み合わせですばい。 あげ:焼酎というより、洋酒かなぁ、これ。ちょっと香りにしても味にしても、私には合わないね。 隊長:金箔ってのもやはり日本酒文化圏だからかな? |
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猛牛:ちなみにJAZZ翁の情報によると、明利酒類さんは江戸時代からの日本酒の蔵元らしいですばい。んで、焼酎は甲類を戦前から造っている由緒あるところとのことやったです。
KOO:日本酒文化の関東らしい焼酎といえばそうなんでしょうけどね。金箔入りっていうのもそうだし。 隊長:この味は・・・ね。そうそう、与論島で造ってる焼酎の味に似てるね。でも、味わいがないな。 あげ:これも、こっちでいう焼酎というイメージじゃないね。とは言っても今回の3本の中ではまだ味がある方かな。 猛牛:まさにスピリッツですばい。そう銘打った方がいいかもしれんですな。 KOO:余談だけど、やっぱり関東の方って金(きん)が好きなのかな^^;。 あげ:日本酒+洋酒感覚で売り込もうって苦肉の策かな? 隊長:うん・・・・。こう言っては失礼だけど。関東はやはり日本酒文化圏だから、焼酎は蔵元にとって“余技”なのかなって思ってしまう。もちろん蔵元さん達の開発に賭ける努力はわかっているんだけど。なんか焼酎に対して腰が引けてるような感じがする。 隊員一同:ええ・・・。 隊長:確かに関東では乙類の個性、クセである匂いが敬遠されるから、どうしてもお客に迎合してしまうのは経営を考えた場合しょうがないのかもしれない。でも、乙類の良さをほとんど捨ててまで媚びを売って欲しくないな。関東での新しい焼酎文化を創ってやる!ってくらいの気概が欲しいと思った。 KOO:確かに九州の焼酎でもウケを狙って、マイルド志向が強めるところも多いですよ。 あげ:でも、その結果、地元のファンは見向きもしなくなってしまうけどね。 隊長:日本酒にしろ焼酎にしろ、その土地の風土や料理などとは切っても切れないわけでね。九州の乙類焼酎も、「郷土」とか「土着」とか、そういうルーツを忘れてしまうと結局個性のないただのアルコールになってしまう。 猛牛:確かに・・・。 隊長:蔵元さんにはぜひ素材の良さを活かした焼酎で勝負してほしい。もっと自信を持っていただきたい、と伝えたいなあ。乙類焼酎を支えるものは、『郷土愛』なんだよね。妙な博愛主義をモットーとして欲しくない。これは乙類焼酎党のわがままかもしれないけど、正直な気持ちだね。 猛牛:結論が出たところで。今日はありがとうございました。 |
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