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商品名 金砂郷
種 別 乙類、甲類混和25度 720ml
製造元 合資会社 剛烈富永酒造店
産 地 茨城県久慈郡金砂郷町
関東方面隊のJAZZ翁よりお送りいただいた茨城県産焼酎3本の内のひとつ。剛烈富永酒造製の甲乙ブレンドのそば焼酎。金砂郷町は中世芸能「田楽」が今も残る、知る人ぞ知る場所。蕎麦の産地としても有名である。

その蕎麦を原料に作られたのがこの「金砂郷」。関東の焼酎蔵というだけでも注目に値するが、甲乙混和というのも面白い。


猛牛:関東方面隊のJAZZ翁よりの差し入れですばい。ありがたいですね、こっちでは手らんとですけん。

あげ:ラベルがおしゃれだね。“きんさごう”って読むん、これ?

猛牛:「かなさごう」って読むとですばい。そばの有名な産地で、わては3年前にJAZZ翁に連れていっていただいて、金砂郷町営のそば店で食べさせて貰ったことがあるとです。ほんと美味かったですばいねぇ・・・(しみじみ)。

KOO:なるほど、それで原料がそばなんですね。しかも甲乙の混合だなんて、珍しい。はじめてですよ、こういうのは。

隊長:では、一口。…………????、なんじゃ、こりゃ。

あげ:香りは清酒の様な感じだけどね。

隊長:・・・味がしない。九州で言う「焼酎」というイメージではないなぁ。

猛牛:アルコール臭がキツイですね。

KOO:乙類がどこまでブレンドされてるんでしょう?

隊長:素材、原料の良さがまったく感じられないね。

あげ関東では、こうじゃないと売れないのかな?

猛牛:うん。乙だけのが飲んでみたいですばい。

あげ:胸がカーーーーーーーッとくるね、これは。ふぅ〜。

KOO:こうだと別に甲乙ブレンドじゃなくても、いいですね。「大五郎」とかと変わらない感じがします。

隊長:なぜここまで原材料の持ち味を殺してしまうのか・・・。関東ではよほど乙類焼酎の香りがダメなんだろうね・・・。

あげ:とりあえず入門用というか、カクテルベースには使えるかな。

隊長:スポーツドリンクとかで割って飲む、それならいいかもしれないが。このままでは飲めないね。

KOO:実際に、ロック、お湯でやってみましたけど、味も香りも立たないです。

隊長:確かに蔵元としての経営を考えると地元のユーザーに迎合することは避けられないのかもしれないが・・・。

猛牛:個人的にも思い入れがある産地の焼酎ですけん、そばで乙だというのに惹かれましたが、乙だけを一回飲んでみたいですばい。

隊長:次、行かせて貰いましょうか。


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コメント
隊長 香りはちょっと米の感じがしたが、飲むと何もない。甲類そのものみたい。飲みたくない。乙類焼酎の良さがない。つまり原材料の良さが活かされていない。九州では絶対にだめな焼酎。
あげまき なんねこりゃ?!焼酎かいな?ほのかな香りはあるが口当たりが気が抜けたような感じ。最初だけで後は香りがないのはなぜ?酎ハイなど何かで割れば飲めるかもしれない。飲んだ後、胸がカーッとくるところだけ存在感をアピールしていやらしい。女性にはいいかも。
KOO 香りもしないし、味もあっさり。アルコールっていうだけの感じ。そばならそばの、原料をもっと生かして欲しい。九州じゃ、売れないね、コレは。
にしやん 欠席 欠席
猛牛 最初清酒の様な香りがした。アルコール臭が強いし、そばの香りがしない。乙類の度合いが少なすぎるような感じ。関東だとこれくらい甲的でないと受け入れられないのだろうか。割って飲むにはいいかも。ひっかかりがない。
しじみ 欠席 欠席

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