2003.04.20 by 陳牛

■♪はぁ〜ああ〜、憧れぇの・・・壱岐航路を辿る。

『隊志焼酎伝』。これまで、「末盧國(佐賀県松浦一帯)」「伊都國(糸島半島)」、そして「奴國(博多一帯)」の粕取焼酎探索を行い史書を編んできたわけである。が、ここに来て、やっとこさ魏志倭人伝の逆を行く「一支國(壱岐)」への船路を辿ることとなった。

壱岐訪問のご縁を頂戴したのは、以前「花酵母」に関する稿でアドバイスいただいた壱岐焼酎協業組合原田知征さん。何度かメールのやりとりを行っている内に、「こりゃ、お邪魔せんといかんなぁ〜」という結論になった。

麦焼酎発祥の地、壱岐。16世紀には焼酎の製造が始まっていたという、対馬海峡に浮かぶ島である。焼酎好きとしては、とにかく一度は訪ねたい憧れの地であった。

さて、奴國からは、九州郵船の高速船『ヴィーナス』で1時間余り。意外と近いんである。

今やシンボルの座を福岡タワーに奪われた、かつての博多の象徴“博多タワー”。そのお膝元『ベイサイド・プレイス』に赴き、乗船手続きをする。

ここ『ベイサイド・プレイス』と、一支國の郷ノ浦と芦辺、二つの港を結ぶ航路。当日の天気は晴天、ベタ凪。よか日和である。

高速船ということで、相当揺れるんじゃないかと心配していたが、まったく大丈夫。船窓にスイスイと流れていく玄界灘を眺めながら、しばらく。海の向こうから、壱岐がグングンと近づいてきた。
美少女風いまだ幼さが残る美女係員が、郷ノ浦港に接岸する由、アナウンスを船内に轟かせる。「ホーホケキョ」。最高時速80キロが、ガクッと20キロ、10キロと落ちていく。

いよいよ、麦焼酎の島・壱岐に上陸である。


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