2001.01.31 by 猛牛

■事件の発端。

薩摩からの無線交信を傍受していた探険隊本隊は、あのGENさんが仕事で筑前に出張する情報をつかむ。作戦会議の結果、極秘裏にGENさんを拉致・連行して、薩摩の焼酎事情を聴取する方針を固める。生粋の薩摩隼人、GENさんの情報は貴重だからである。

夕刻、天神ソラリア・ステージ前でGENさんを待ち伏せしていたKOO・猛牛両隊員は、GENさんの両脇を固めて本隊へと連れ去る。

GENさん:「今日はホテルに戻って仕事に集中するのでお断りします(-ー;」

しかし両隊員はGENさんに無理矢理、自白強要剤として本格焼酎をお注射。薩摩の焼酎事情について厳しい取り調べを開始する。

■ついに発見された、決定的証拠。
取り調べは苛烈を極める。

『漫遊記』『紫美』『桜島』、そして先日の合評会にいで名誉隊員がお土産としてお持ちいただいた『博多小女郎・かっぽ酒35度』を、嫌がるGENさんの体内に、無理矢理注入。

とりわけ『小女郎』が美味いとの供述を得る。

自白強要剤の効果で、柔順に聴取に従い、供述書にサインするGENさん。

しかし遠路薩摩より筑前に赴き、今日は泊まりというGENさん、何か隠し持っているに違いない!・・・張りつめた空気がGENさんを包む。

荷物があまりにも重いことに不審を抱いた猛牛隊員が、その中味を検分。ついにバッグからブツ=鹿児島県出水市、神酒造の『千鶴』が発見される。

決め手となる証拠品の発見に本隊はどよめき、『千鶴』は押収される。

猛牛:「(-.-)y-゜゜゜」

宿での晩酌用にと用意していた『千鶴』を押収され、がっくりと肩を落とすGENさん。

■酩酊の果てに・・・。
さて、その後取調室近くの居酒屋に場所を移して、さらに厳しい事情聴取を開始する。特に最近全国誌に掲載された焼酎の銘柄について、ひとしきり尋問が続く。

GENさん:「ほんとラベルとかデザインとか、カッコばかりで選んでいるみたいだ。正統的なデザインは『伊佐美』しかないもんねぇ」

と自白強要剤の効果か、熱く取り調べに協力するGENさん。

居酒屋では、KOO隊員は別のヤマのために席を離れ、後は猛牛隊員とGENさんだけとなった。まだまだ締め上げが足らぬと判断した猛牛隊員。舞台を屋台へと移し、さらに聴取を再開する。

猛牛:「ま、GENさん・・・ラーメンでも食べんな?(ニヤリ)」

と、取り調べでは常套手段である“メシでの泣き”も功を奏し、薩摩焼酎事情の全貌が明かとなっていく。

GENさん:「あの雑誌に載っていたのは、ほんと手に入れにくい銘柄ばっかりだった。どうやって飲めっていうんだろうか? 薩摩では地元の人は地元の焼酎を飲んでいるだけ」

GENさん:「『白○』は、なんか樽の樹脂臭いんですよ。桶買いしてるのかな・・・」

と容赦ない取り調べは午前1時過ぎまで続いた。しかし、いつの間にか自白強要剤の効果が猛牛隊員にも及んでいたのか、意識が朦朧となり、記憶は酩酊の果てへと去っていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと気が付くと、最終的に“ゲロして楽”になっていたのは猛牛隊員であった。(完)


脚本家:今度の『土ワイ』、これでどうっしょ? 最後なんて、なかなかホラーっしょ?

プロデューサー:う〜〜ん。キャストが男ばっかじゃない? 視聴者の女性が感情移入できないと、さぁ。

脚本家:ちょっと硬派、狙ってみたんすけど。やっぱ、ダメっすか?

プロデューサー:これじゃ、視聴率稼げないじゃん。ボツ!


九州焼酎探検隊TOP