2002.01.12 by 昌子様私設奉仕団 猛牛

■こいつぁ春から縁起がイイ、『舟とくり』全体を入手。

正月、宮崎に里帰りした友人からお土産を頂戴した。銘菓『チーズ饅頭』と共に袋に入っていたのが、ぬぅ、ぬぅあんとあの古澤醸造さん謹製『八重桜・舟とくり』だった。

その友人は常々当サイトを見てくれて、わてが「ああ、昌子様!」と昨年来ページ上で絶叫しているのを気に留めてくれていた。「あまり病が重くなっては(-ー;」と、一服の精神安定剤代わりに『舟とくり』を寄贈してくれたのだが。

しかし、それは燃え上がる「ああ、昌子様!」の情念にさらに油を注ぐ結果となった。

これまで部分的にぐい飲みや徳利そのものを手にしたことはあったが、箱やしおりなどを含んだパッケージの全体像を未だ確認していなかった。そこで今回、絶好のチャンス到来ということで、商品の至る所から昌子様の酒造りへの愛が香り立つ『舟とくり』の解明に着手することにしたんである。

■昌子様の深奥に近づくが如く、紐解く・・・。

パッケージの上部を見る。

ああ、昌子様が一品一品、丁寧に紐を穴に通され、真心を込めて箱に詰め遊ばされたのだなぁと、ジィ〜〜ンと胸中に想いが沸き立つ。ん〜〜〜ん(*^^*)

「でも、もし古澤代表が箱詰めされたのなら、どうしよう。困ったにゃ〜(──;」

などと、本稿の論旨が根底から崩壊する雑念も発生するが、先を急ぐ。

四角い内箱を、紙袋で包むというパッケージング。どてっ腹には、徳利のイラストが。「黒潮に ごろり枕の 舟徳利」の文字。

前面にある舟とくりのロゴのデザインにしても、このイラストにしても、土俗的風合いで良い出来だ。

また上記写真のように楕円形のシールが貼付してある。「日南海岸みやげ・八重桜の舟とくり・いも焼酎」の手書き文字に、真ん中に太陽と海とフェニックス(?)のイラストが、土産品として重要なフックである「地域性」をアピールする。

「ああ思い出す、あの夏の日の大堂津よ!」という感慨を再生産する上で、このシールは小さいが意義は大。

紐を解いて中身を確認しようと手を伸ばすと、舟とくりから、

「いやん(*^0^*)

という声が聞こえた。幻だったのか? それとも現実か? その声、あの大堂津で聴いた昌子様のものに相違なかった。ああ、昌子様!

しかし、研究のためと無理矢理紐解く。中からしおりが飛び出してきた。

それは、以前宮崎のけんじさんからの情報で知った、あのしおりだった。これがその現品なのかと、感慨深く眺める。歌詞や惹句、文章の中身もそのままである。

この歌詞に曲を付けて、あの古澤醸造さんの庭に潜んで、ギターでも爪弾きながら昌子様に語りかけるように歌いたいもんだわさ。♪舟とくり 荒波わける 艪にゆれる〜

ところで、このしおりのイラストも、南国の漁港に漂うのどかな雰囲気が感じられて、見ていて、気持ちが和む。

段ボール製の内箱から、徳利とぐい飲みを取り出す。

宮崎県諸塚村、そして大分県宇佐市長洲漁港でも発見したあの徳利が、いま目の前に鎮座している。

歌詞の一部が、徳利の側面に手書きで絵付けされていた。

ぐい飲みにしても、前回取り上げた時の品と筆跡が微妙に異なっている。徳利やぐい飲みそのものは型で作られているようだが、手書きの字はプリントの物よりも手作り感があって、地域の特産品・土産らしさをより演出している。

徳利の中身は、甘藷+米麹の『八重桜』30度が540ml、つまり3合充填されている。詰口は「14.5.29」とある。

上記は、しおりを屏風に見立ててのディスプレイ。屏風絵と讃を眺めながらの一杯も乙かもしれませんにゃ。

とはいえ、わてはまだ封を切って飲んでいない。昌子様への詠嘆の情が湧いて、飲むのがもったいないのだ。ずっと猛牛家代々の家宝として伝えていく所存でありまする。

◇   ◇   ◇

柔らかな曲線を描く徳利の優美なボディーラインの向こうに、ふと昌子様の姿が・・・、

昌子さま ああ昌子さま 昌子さま

今年も、病状はさらに進行しそうぬぅあんである。


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