2003.02.03 by 猛牛

■和の伝統と現代的感覚の融合・・・大海酒造さんのミニグッズ。

常々、鹿児島県の大海酒造さんのパッケージング、およびイメージ・コントロールには感心しちょりました。いまや料飲店でも基本アイテムとなった感ある『海』『海王』『くじらのボトル』などのラベル・デザインの上手さ、美しさ。いい味です。

あくまでも伝聞ではありますばってん、大海さんはあの有名な宮崎の黒木本店さんのデザインワークに刺激を受け、負けない物を造りたいと一念発起された、らしいですにゃ。

◇   ◇   ◇

さて今回ご覧に興じるのは、「くじらのボトル」のキャラクター・グッズ。藺草で出来たコースターですたい。昨年の夏頃、ある酒販店さんから商品を取り寄せたときに、オマケとして荷に入れて下さっていたもの。

藺草コースターちゃぁ何かいな?と思って開けてみたら、これがまたエエ感じの品です。

藺草の畳表の上にくじらのあのモダンなイラストがへばりついているもの。「海が好き」の惹句が波の上に踊っていて、素材・イラスト・コピーにぬぅあんともエコロジカルなイメージが漂ってますにゃ。

最近は、雑誌にしろ文物にしろ、また地域再開発にしろ、トラディッショナル(それが昭和40年代だろうと)な「和」への傾斜が深まっている感がありますばってん。これなぞ、まさにその線をしっかりと押さえたグッズづくりの好例と思いますばい。

■使うのがもったいない・・・と貧乏根性でお蔵入り。

さて、1枚取り出してみます。

ん〜〜ん、ちゃんと畳みたいに縁がしっかりとしてあって、こういうディテイルの細かさにまた心がくすぐられてまいますにゃ〜。あああ、使いたいけど、袋から出すのがもったいない(>_<)。もうちょっとしたらオークションで値段が付くやろうけん、我慢!・・・と貧乏根性が湧いてきます。

飲んで酔っぱらってりゃいいというわてのような無粋もんよりも、女性に受けるでしょうにゃぁ、こういう可愛さというのは。

やはり飲み屋なんかで見ていても、女性が同社製品をオーダーする場に遭遇することが多いです。味もそうだし、イメージづくりについても『くじらのボトル』が特に顕著ですばってん、企業+商品のアイデンティティちゅーのが、大海酒造さんはしっかりと構築されているところやと、これを見て再度納得ちゅー感じですばいね。

◇   ◇   ◇

というわけで。いつか取り上げようと思うて押入に入れていたら、そのままに年を越してしまったという失礼な一席。

とはいえ、やっぱ使うのもったいないから、また棚の奧に収蔵しておきます。「海が好き」というくじらちゃんを、海に帰してあげれないのは申し訳ないけど・・・。


九州焼酎探検隊TOP