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■ついに、幻の、あの美の伝説が甦ったのである!(@_@;)
宮崎県田野町にある『萬年』の渡邊酒造場さんには、密やかに語り継がれた美の伝説があった。それは美形蔵として地域でも有名な同場の奥の院に、美しき観音様がラベルにご降臨遊ばされた1本の焼酎が、まさに法隆寺・夢殿の秘仏の如く眠っている、というのである。 その名も、『美少女伝説』!。麦+麦麹、20度、720ml。 う。名前からしてソソられまくりであるが、実はこの秘仏、蔵訪問前にその伝説を耳にして、昨年12月、ぜひとも拝みたくフェノロサ気分で乗り込んだのでありました。 そして本日、いよいよその伝説が現実となる、記念すべきご開帳の日を迎えることとなったのであります!(-人-) |
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「こ、こ、これかっ!、これなのか!(@_@;)」
フェノロサと岡倉天心が味わったであらふものと同質の歓喜と感動が、わての胸に広がったのであった。そこには、お二方の観音様が、花嫁姿で馬上の麗人となったお姿でラベルの上に降臨遊ばされるという、焼酎法悦の美が展開されていたのである。ほんに『萬年』麗しの曼陀羅と申し上げて過言ではあるまひ。 ■『美少女伝説』=萬年美形曼陀羅を読み解く・・・(-"-) というわけで、ラベル上に置かれたICONや真言を解説していこう。 |
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まず「ミスシャンシャン馬」であるが、これは宮崎神宮の大祭の一行事として昭和24年から行われている、地区の美少女を選出しての催事。花嫁姿をしたミスを馬上に乗せて、花婿役の男性が引率するというもの。古の嫁入りの風習を再現したといふ。
そして問題の「母娘二代田野代表記念」。これは昭和49年のミスシャンシャン馬・田野町代表である渡邊酒造場社長夫人・真利子さん、そして平成11年に同じく選ばれた長女・友子さんの母娘が、二代に渡って馬上の人となられたことを意味する。 まさに「味も容姿も美形蔵」の微動だにせぬ証である!(-"-) |
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左上のICONは、田野町の冬の風物詩である名物『大根やぐら』。同町のHPによると、高さ約6m、長さ約50mの竹で組んだ大きなやぐらに、葉っぱがついたまま大根を掛けて干すという。鰐塚山から吹き下ろしてくる寒風と天日によって、干し大根へと生まれ変わっていく。因みに、田野町の干し大根の生産量は日本一。
右上は『清幹の滝』。高さは20m、幅は8m。鰐塚山中腹で昭和47年7月に発見された、比較的新しい景観である。「清き地の 産みたる恵 溢れたり」という歌の前句が添えられているが、この滝は田野町の美しい自然を象徴するものとなっている。 そして、いよいよお待たせ! 『美少女伝説』御本尊の登場だっ!(*^0^*) |
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ん〜〜〜〜〜〜ん! まっこと田野町に降臨したヴィーナス×2の誕生! 母娘揃い踏みの美の競演である。蔵で実際にお会いできなかったのが、まさに断腸の思いだっ!(T_T)
「宮崎神宮に参拝していた社長・友美氏が、偶然にも馬上の真利子さんを目に留め、その美貌に瞠目したのが馴れ初めであった」というもうひとつの伝説もまことしやかに伝えられているが、その真偽は定かではなひ。 しかし、その伝説を首肯させるだけの麗し度の高さは、この画像からもひしひしと感じていただけるものと思う。それは、母・真利子さんの美を継承し、その純度をさらに高めたと地域でも注目の的である、娘・友子さんの美少女ぶりにも窺われよう。 あ〜〜〜〜! 逢いたい! 絶対に逢いたいじょぉ〜〜〜〜っと!(~Q~;) ■商品そのものがもともと伝説的な、この一本。 ちゅーわけで、この『美少女伝説』だが、商品そのものがもともと伝説のご神域に入っていた。平成11年製造で、翌12年にめでたく発売となったが、渡邊家の私家版的記念品ということもあって、生産量がわずか100本!(実際はそれよりも少ないだろうという) しかもご覧いただいたボトルは、ラベル印刷の色味を見るためのもので、レコード・CDで言えば“イニシャル・プレス”、極めて希少な品である。“幻”という言葉が本来の意味で似つかわしい、真の伝説の一本となってしまった。 ◇ ◇ ◇ さて、宮崎焼酎マンセー好道派の一部若手将校にあっては、このラベルの復活を熱心に唱え、美少女親政を求めてのクーデター計画もあると聞くが、あくまでも巷説であらふ。 「やれつむな そっと田野に置け 美少女伝説」 美とは、自然の中で、自然のあるがままの姿で愛でることが肝要であるといふ。しかし、そっと野に置けないのもまた、迷える衆生の現実である。 「美しきひと 田野に在りけり」 嗚呼、一目なりとも、見たや逢いたやと、後句に惹かれて、田野へぶらり旅・・・ぬぅあんてことに相成りそうですにゃ(*^^*) |
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