『ああ、晶子様!の酒』第7回
晶子様 TALKS Inside Story of 愛乃澤

2004.09.21 by 晶子様命@猛牛 2005.02.24 再掲載


--仕込みの時期といいますと冬場がメインですが、夏の間はどういった作業をされているんでしょう?

晶子様:夏場の作業は造った酒の出荷管理が主です。うちでは特定名称酒はビン貯蔵、冷蔵庫管理をしています。きき酒をしながら熟成度などを確認し分析。酒類によって貯蔵温度を変えています。

--なるほど。

晶子様:機械類やタンク等のメンテナンスもこの時期に行うんです。昔ながらの蔵ですのでこれがまたけっこう重労働なんですね。

--清酒の蔵元さんにはわてもいろいろとお邪魔したことがありますので、大変さが想像できそうです。社外ではいかかですか?

晶子様:各講習会へ参加したり、暫らくぶりのお客さまとの再会(営業活動)を果たしたり…。このようにインタビューを受けたりですね(^.^)。また、蔵で働く友人達と近況を語り合ったり…。

--大変ですね、休む間もない感じで。

晶子様:帰郷してからを振り返りますと、いわゆるオンナの子らしい会話はめっきり減りましたね。

--めっきり減ったとは、そりゃ、もったいなひ(@_@;) ぜひ、わてとよろしくです(爆)

晶子様:ははは。冬になればなったで、また大変ですね。冬の蔵の中では、男性たちと一緒に力仕事ばかりです。蔵内のお掃除や道具の移動。造りでは米を運んだり洗ったり持ち上げたり、杜氏といえば腕を組んで眼光スルドク蔵内を点検し、部下へ指示だしをしていれば良いのでしょうが、新米杜氏のワタクシの場合はそれと同時に皆と一緒に作業を行います。

--そうですか。わてはてっきり…。

晶子様:ナゼッテ? 小さい蔵ですし、昔と違って人員も少ないんです。一人の手が加われば仕事も早く進みますよね。それに自分はまだまだ若い、先頭に立つからには心からの信頼を得たいと思います。それは絶対にできた酒に影響されると思うし…。「和醸良酒」という言葉があるでしょう?

--そういう言葉があるんですね。恥ずかしながら、知りませんでした。

晶子様:つまり、チームワークが大切だということですね。和が大切なのは酒造業界とて同じですよね

--なるほど。

晶子様:そして製造技術を学び、実践をする現場は杜氏として非常に過酷な、精神面でも厳しい闘いがあります。気力体力は並のモノではダメですもん。つくづく、ベテラン杜氏さん方の素晴らしさには敬意を払わずにはいられませんね。と、同時に己の甘さや未熟さに反省の日々ですが…。

--はい。わても焼酎蔵の杜氏さんにお会いすることが多々ありましたが、皆さん、独得の存在感を持たれてらっしゃいます。「気力」を感じますよ。

晶子様:大抵の方はそうだと思いますが、私の場合も造りに入りますと、世間から一線をかす状態になります。雑音をなるべく入れないよう、心穏やかに蔵人や米と向き合う様にしています。ひたすら集中できるように…造りに没頭します。集中できる環境を整えるのも努力が必要なんですけれどね。

--そうでしょうね。わてがお構いなしに「晶子様、(*^)(*^^*)☆Chu!!」なんちメールなんぞ送りつけたら、そりゃもう大変なお叱りを受けるでしょうね。気を付けますぅσ(*^^*)

晶子様:(笑)。余談ですがインフルエンザの予防接種は毎年欠かさず打っています。絶対倒れられないし。( ̄^ ̄)

--晶子様の気迫を感じます、わては! ………ちなみに、今後の御予定はなにかありますか?

晶子様:いよいよ、これから16年度酒造期を向かえます。なんと今期は酒造技能士1級試験があるので厳しい冬になることは間違いなし! なんですよ。今、私は受験生なのです。(;^_^A 来年の春には吉報をお届けできるよう頑張りますね。

--仕込みと同時に試験勉強もあるんですね。合格を心より祈っておりますばい。わても『愛乃澤愛飲國民精神總動員運動』をさらに盛り上げていきたいと思っちょりますσ(*^^*)

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性別を問わず、前向きに生きている人は言葉も輝いている、感じがする。今回のインタビューでの晶子様もそうだ。日々をついつい無為に過ごすわてには、とても耳が痛い。

前向きにがむばらねばっ!と、思ふ。晶子様の酒を飲み、元気をいただこう。ちびり、ちびりと。

(この月から晶子様は造りに専念されたためインタビューは一時中断。わては春の訪れを心待ちにしている)


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