2003年6月20日。台風一過の晴天に恵まれた筑前国際空港
2003.06.25 by 猛牛

■けんじさんから、誘われはしたが・・・。

もう、春の頃だったか。石原けんじ大佐からわてのピッチに突然連絡が入った。

「あ・・・あのぉ・・・けんじ・・・ですけどもぉ・・・。実はいでさんの横酎のイベントに行こうと・・・思ってるんですがぁ・・・。渋谷の「たもいやんせ」で・・・前夜祭をやって・・・あのぉ・・・それから横浜の会場に行こうかなぁ・・・と・・・牛さんも・・・良かったら・・・来ません・・・か・・・」

謀略の発想は瞬時だが、この会話だけでも携帯で5分は費やそうかという、極めて長電話な大日向焼酎共栄圏の総帥・石原けんじ大佐。話の中身は、あの怒濤の焼酎コレクター、いでさんが理事を務める「横浜焼酎委員会」の大イベント『本格焼酎大選集』に一緒に来ないか? という内容である。

いろいろと焼酎の勉強させてくれたいでさん、そしてそのお仲間が実施されるイベント。

行きたい。

とはいえ、わてには銭がない。独身である石原けんじ大佐の様に、宮崎の歓楽街・ニシタチで連日飲み明かす程の余裕が、わての財布にはカケラも無ひ(T_T) それが現実である(爆)

だから、お断りの連絡を差し上げた。・・・が、しかし。

■壱岐の心意気。原田さんが行くなら、わても行く!

5月末、花酵母仕込みの常圧麦や試作原酒をわざわざ筑前までいらして振る舞ってくれた壱岐焼酎協業組合原田知征さんに、その宴席で聞かされたのだ。

「いろんな事情があって行けません。でも、自分のお金で横浜に行きます」

会社の資格ではなく、個人で自分の銭でハマまで飛ぶ、というのである。まだ20歳代後半である原田さんからそげん言われるとくさ、わてだって萌えるわけだわさ(爆)。是が非でもハマに行って、応援するのだっ!(-"-)と心に決めた。

「お恐れながら」と家人に直訴。さらに百顧の礼を尽くして、関東遠征の承諾を得たわてぬぅあんであった(^_^;)。

■けんじさんと動くとなると・・・

ところで、石原けんじ大佐と蔵見学などに動くとなると、なぜがトラブルが発生しちまうのがジンクスとなっておるんである。

昨年7月の凸凹凸宮崎行、8月の粕取『錦』探索行は台風直撃。12月の凸凹宮崎行では、わてが寝坊して空港までのタクシー代4400円消失の財布直撃(ま、これもけんじ大佐のせいにしよう(爆))

またしても今回、台風が九州直撃である。

筑前国際空港で朝食を摂る原田知征さん
幸運にも前日19日の大嵐が嘘のように、出発当日は晴天に恵まれた。玄界灘に浮かぶ島・壱岐から高速船で筑前へと向かう原田さんも、無事に空港へと到着できた・・・が、しかし

11:00発のわてのフライトの後、11:10発の原田さんのフライト予定がぬぅあんと、機材故障で1時間もずれるアクシデントに見舞われてしまったのだぁ〜。やっぱり(──;

■結果。宮崎勢と合流しての“美形軍団四人衆”、一路都心へ!

延着の結果、原田さんとわては1時間ズレで羽田で合流することとなった。ところが、そこでちょうど宮崎から飛んできた『萬年』の渡邊幸一朗専務、そして『杜氏潤平』の金丸潤平さんと奇遇にもバッタリ! 不思議なもんだ。じゃあ、一緒に行きまっしょ!と都心まで同道することに相成ったんであります。

さて、この3人の若き蔵人たちは、東京農大で同門。渡邊専務と原田さんが同期で大の仲良し、潤平さんはひとつ年上の頼もしい先輩という間柄。

初めてお会いした金丸潤平さんは、とても繊細な感じの青年だった。わてが挨拶しても、どちらかというと伏せ目がち。シャイな方なんだろうなぁと思ひ、堅い挨拶も無粋だと考えて名刺交換はひとまず後にした。

「はっはっは!」という豪快な笑いが特徴で話好きの渡邊専務、快活で受け答えもしっかりとキレのある原田さん、そして潤平さん・・・三者三様、極めて個性的なのである。

左から、肘を突いて寡黙な金丸潤平さん、渡邊専務、そして原田さん。
しかし、それぞれの個性は違ってはいるが、こりゃまた揃いも揃って二枚目、モテ系だという共通項がある。男のわてが言うのもぬぅあんだが、いい男っぷりですよ、三人とも。

さぁ、羽田空港から出発するバスに乗って、いざ都心へ。

車内最前列に陣取った“美形軍団四人衆”(ま、わても一応)を載せたバスは、高速を帝都中心部へと疾走しはじめた。まず向かうは渋谷、宮崎料理店『たもいやんせ』である。

ちゅーわけで。渋谷で合流する参謀・石原けんじ大佐に、渡邊専務、潤平さんという宮崎勢、そして原田さんとわての北部九州勢のふたり、計5人で巡る一大焼酎イベント参加への旅が、いよいよスタートした。

タコな世間話で笑いあう3人、ひとり静かに車窓を見つめる潤平さん、それぞれの後ろに首都高の風景が流れては飛んでいく・・・。


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