2002.11.03 by 猛牛

■大幅にシステムを変えた、今年の福岡県酒造組合のイベント。

わてのようないぢ汚い飲兵衛には期待の★であったイベント『博多焼酎200×』。しかし、今年はその噂も聞かず「おろ?」と思っていたのであった。しかし今回、そのシステムを大幅にリニューアルして開催される運びとなった。

題して、『とことん楽しもう!! 博多焼酎』である。

まずはどんな変更となったか、昨年までとの相違点をまとめてみよう。下記の項目で「昨年今年」と比較してみた。

1)会場/博多・城山ホテル屋上ガーデン1Fレストラン
2)会費/無料(しかし抽選で入場整理券配付)有料500円(整理券など不要)
3)会期/11月1日より3日間10月15日〜11月15日(32日間)
4)料理/自分で食券購入してセルフサービスウェイトレスに注文、後刻精算
5)展示/蔵元個別商品展示ブース有り瓶のみ一括陳列
6)アトラクション/ありなし
7)美女MC嬢/ありなし(>_<)

というわけで、会場にしても室内に移り、また会費制にもなって、さらに会期的にもロングスパンになるという、極めて大幅な変更ぬぅあんである。

11月1日、『本格焼酎の日』にミッションに参加したのは隊長+あげまき+ふじつぼ+goida+猛牛という5人のメンツ。初参加のgoida隊員を除く4人が、これまで2回の参加体験者だ。新たなこのシステムについては、おおむね各人の評判はいい。

例えば「室内なので寒くない」とか、「会費を払えば入れるので以前みたいに抽選に外れて悔しい思いをしなくて済む」とか、「料理を買うのにブースの前で待たなくてもいい」とか、「自分で料理を運ばなくていい」とか、わても同感である。今まで以上に、じっくりと焼酎が味わえることは、とても助かる。

確かに今回のシステムの方が、試飲させるサイドにとっても今までよりbetterであるように思ふ。ただ、これまでと同様の「つまみの値段」(女性がぶつぶつ)と、そして今回から痛恨の「美女MC嬢の不在」(わて一人がぶつぶつ)には、やはり一抹の淋しさを覚えた(T_T)。

まぁ、500円の会費でくさ、筑前の焼酎ば飲み放題っちゃけん、文句ば言うたらバチが当たるかもしれんばってんね(^_^;)

39銘柄が並んだカウンターの前で試飲する隊長
■22蔵の39銘柄が並んだ、博多焼酎の揃い踏み!

蔵元単独のブース設置が撤廃されたことが原因なのか、蔵の参加が増えたようである。これまでの17〜18蔵という数から、5蔵程度が増加したために選択肢が増えて、飲むこちらにとっても嬉しい話ったいねぇ。

というわけで、さっそく全員で挑戦開始・・・。

今回の試飲だが、さすがに39銘柄全部飲むなんてのは至難の業でありまする。わてもここ数日飲み会が連続して、少々肝臓が泣きを入れていたのだった。そこで各人が的を絞って試飲し、意見交換することとした。

わてが飲んだのは、覚えている範囲で・・・

1)黒木大藤(麦)=後藤酒造場
2)黒木大藤(米)=後藤酒造場
3)酒匠酎・不比等(米25度)=比翼鶴酒造
4)豪気(麦・初留取り)=杜の蔵
5)吟香露(吟醸粕)=杜の蔵
6)酎貳拾伍(吟醸粕)=冨安本家酒造
7)つくし黒(麦)=西吉田酒造
8)博多どんたく(麦)=天盃
9)ばっかい(麦)=鷹正宗
10)向日葵(ひまわりの種)=目野酒造
11)らんびき(40度)=ゑびす酒造
12)田主丸(米)=紅乙女酒造
13)むつごろう(米)=冨安本家酒造        ・・・・などなど。

さて。これまでに飲んだことの無かった銘柄の中で印象に残ったものは、まず『黒木大藤』。麦・米、それぞれ常圧で3〜5年貯蔵したものであるという。

好みで言えば、麦の方が香ばしさがほのかに立っていて、いい味ちゅー感じ。他のメンバーにも好評であった。

そして『豪気』。同社の製品では『歌垣』が素晴らしいが、この品も香ばしく印象深い。

そして、面白かったのは『向日葵』。商品名通り、柳川ひまわり園産のひまわりの種を10%使用したという“ひまわり焼酎”である。

とにかく独得の甘さがあって、変わり種焼酎としては結構注目株かもしれない。

それにしても、粕取はやはり正調が無く、吟醸物の2種類のみ。嗜好の変化に対応したんやろうけんども、実状を知れば知るほどそれが淋しいものに写ったのは確か。

■レストラン横には特設売場が連動。SP色がさらに濃厚に・・・。

前日はゴルフだったという隊長やあげまき隊員は、さすがに疲れがたまったのか、飲む量が急激に落ちてきた。時間も入場ストップの21時が目前である。

そこで、レストランを出た訳だが、ぬぅあんと入口の対面にあるホテルの土産物売場では、同イベントと連動した特設売場が設けられていた。こういう連動はセールス・プロモーションの基本中の基本であるが、これまでの開催ではこのような売場との連動が為されていなかったと思う。短期開催では、売場との連動は難しいのは確か。

今回の開催は、長期開催というシステムの変更と合わせて、試飲から実売への受け皿づくりもしっかり出来ている点で、飲兵衛への便宜がさらに高まった仕組みだと評価できる。1ヶ月の間だけとしても、なかなか一般の酒販では見ることが叶わない博多焼酎が多いため、極めて意義のあることだっ。

上記画像左は、隊長。そしてその前で、なぜか『霧島』徳利を眺めるgoida隊員。思わぬ徳利の出現に“故郷”への想いが刺激されたようである(爆)

◇   ◇   ◇

というわけで、内容一新となった福岡県酒造組合の記念イベントだが、リニューアル版システムは100点満点とは言えないけど、満足のゆく内容でありましたぁ。そして来年以降もこのシステムで続けていただきたいもんですばい。いい会だと思いますばい。

あとは、美女MC嬢だけがなぁ〜、個人的には残念(T_T)

とにかく500円で焼酎が飲み放題なんすから、まだの方はぜひに!(この文言開催中のみ有効)


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