2001.11.06 by 牛ぅ〜デリアン

超空の麹要塞『K-キリ』の戦略爆撃、RKBラジオまつりでの『薩摩』『本坊』『大口』『霧島』連合軍の「D-DAY」百道浜上陸作戦、球磨焼酎空挺試飲コマンド部隊の博多駅強襲、同じく博多駅に対する九州内連合軍の局地的作戦活動・・・。

九州最大の市場・筑前における夏から秋にかけての酒界大戦・九州北部戦線の動向は、まさに激動の一言であった。

さて、隼人および熊襲焼酎軍団が筑前戦域での橋頭堡を確保し戦線を拡大する中で、われらが“筑紫の磐井”=筑前焼酎勢の大反攻が待たれていたのだった。そして、筑前酒界の“アルデンヌの森”とも言うべき中洲のビルのジャングルの中で、その反攻の時は遂にやってきたのだが・・・。


■やはり今年も「ふひとさんの居るところ美女あり」だった試飲会。
今年で2回目となる「博多焼酎試飲会」は、会場も昨年と同じ中洲の川縁にある「博多城山ホテル」で開催された。

期間は11月1日より3日まで。観戦したのは、2日にナオ隊員、3日に隊長、あげまき、ふひと、ふじつぼの各隊員にわて、という構成で突撃を行った。

左写真は城山ホテルのロビーで待機するふじつぼ隊員、隊長、あげまき隊員である。

さて、今回もふひとさんのお友達である吉田さんがいらしていた。

ご同行されていたのは美人のお友達。「焼酎はお好きですか?」とお聞きすると「まぁまぁ。嗜む程度ですけど(*^^*)」との御返事。

ところで昨年もそうだったのだが、ふひとさんがいらっしゃるところ、なぜか美女が輩出してくるのである。

今年もと期待していたら・・・。

やはり、美女を同行されていたのだ(-ー;。ん〜〜〜ん、ジンクスは生きていた

なぜ、ふひとさんが征くところ、こうも美女が現れ出ずるのであろうか? またなんである!

全てをお見せできないのは辛いが、これもプライバシー保護の為ご容赦願いたい。それにしても美人です、彼女は(@_@;)。

あやかりたい(爆)


■圧倒的に激変していた来場者の年齢層。

さて、今回と前回の大きな違いと言えば、それは応募して当選した来場者の年齢層の激変であろう。圧倒的に20代〜30代前半と見える若いカップルやグループが増加しているのである。どうみても“ナウでヤングでゴージャスな美女・OL諸嬢”の美麗なお姿がテーブル狭しと溢れかえっている状況なのら。

目の前で展開されるウハウハの状況に、本格焼酎の受容層が若い女性に拡がっているという確かな手応えを感じることができた。時代も変わったものである!

やはり全国誌での本格焼酎特集や、地元テレビや新聞、情報誌などでの情報提供が、この来場者層の変化に大きな影響を与えたのは確実と見ている。ほんと今年の春から、えれえくらいに焼酎特集がメディアに踊りまくったもんねぇ〜。

ま、若い女性層が増加するのは大歓迎であります。関東の各名誉隊員の皆様に続いて、わてが「モテモテ」になる日も近い・・・(おぃおぃ)


■全18銘柄を“完飲”してみた、のだが・・・。

さて、いよいよ試飲である。

今回は昨年から1銘柄増えて、全18銘柄。その全てを生、またはロックで飲んでみた。

薩摩、肥後、日向、壱岐など、名うての強豪焼酎部隊の筑前侵攻、まさに“焼酎蒙古来襲”とでも言えそうな嵐が見舞った後である。その強風が舌に吹きすさんだ最後に飲んだが故に、筑前焼酎のポジションがさらに明確に感じられたのだった。

印象に残ったのは『らんびき25』『きらきらゆらゆら』『吟香露』『麦シャッパ』『豊前海』『紅乙女』というところであろうか。正直なところ、全体的に「これだ!これしかないったい!(-"-)」という力みを生じさせるほどの強固な個性は薄い。ガッツ〜〜〜〜〜〜〜ン!と肉薄するものが無い。大人しいのである。

18銘柄中、麦・大麦製が13銘柄と72%を占めているのだが、『兼八』(大分)、『万年』(宮崎)などの強烈な麦のDNAを体内に取り込んでしまった身としては、もう少し個性がほしいように思った。

もちろん「クリア」で「ピュア」な味をお好みの方は、また話は別。

筑前の場合はもともと清酒蔵が焼酎を兼業するという歴史性もあり、また原料のコストを考えると麦を選択するという事情もある。やはりこれまでの商品化の方向性として、匂い・クセの少ない万人向けの最大公約数路線を取らざるを得ないこともあるのだろう。

ちと大げさやけんども・・・。

しかしながら客層の変化でも解るように、メディアでの情報を踏まえた(または知恵が付いた)新たなユーザーは、匂い・クセを楽しむ新・焼酎愛好者であると捉えた方がいいと考える。匂いやクセにこそ価値を見出し、その価値感を「解っている」ことで他者との差別化を見いだそうとする人々である。言い換えるなら、蔵の“作家性”を楽しもうという心性がそこにあると見る。

それはなにもエンドユーザーだけでなく、すでに流通サイドもその路線にシフトしている。資本力で押すディスカウンターに対抗するために、一般酒販店は品揃えでの差別化を強めざるを得ない。そこに求められているのは最大公約数路線だけでなく、最小公倍的に強烈に顧客を誘引できる商材なのだ。他の銘柄では置き換えが利かない銘柄が必要とされているのである。

♪八幡生まれで玄海育ち 波も荒いが気も粗い〜 焼酎一代 無法牛

我が生まれ在所、筑前を愛するが故の、あえての気持ちとご容赦願いたい。


■無法牛、怒りの女性係員に、なぜか隊長「ほ」の字で、内部分裂。

まぁ、無料でお呼ばれさせて貰うて文句言うちゅーのも、失礼は重々承知。それにしても今回の試飲会のフードはクォリティーと比較して価格が高い。400円。中には乾き物持参という参加者もいたが、それも解るような気がする。

それにしても今回もやはり「美女MC嬢」がステージを飾っていた。われらが「本格焼酎クン」をバックに、ニコリと微笑まれるお姿に感動ひとしおだったのであるが、またしても画像が小さいのである(T_T)。麗しの御尊顔を肉薄激写できなかった自分が不甲斐なかった。

さて、宴もたけなわとなり隣のテーブルでは興がのったのか、試飲ブースからボトルごと持ってきて酒盛りしているグループも出てきた。本当はイケナイことなんである。

一気に、しかも多量に生で我が体内に流入したアルコールが、強固で清冽なわての倫理観に、密やかにしかもじわじわと侵食していたのであった。

わてもいちいち行くのが面倒になった。そのグループに刺激されて(いや、便乗か(爆))『吟香露』のまっさらボトルを臆面もなくひっつかむとテーブルに戻ったのである。かつて『伊佐錦を楽しむ会』においても、一升瓶をスーツに隠して会場を遁走、結局中洲の橋の上で手から滑り落とし、橋に飲ませてしまったという前科の持ち主でありまする(^_^;)。

しかしその時、冷徹に・COOLに・ひんやりと、不肖猛牛をたしなめる女性係員のお声が後ろから響いたのだった!

「お客さま、ボトルを試飲ブースからお持ちなるのはお止め下さい。
ブースでコップに注いでからお席でお楽しみ下さい」

その女性係員、凛としたぬぅあんとも事務的な言の葉をわてに投げかけると、わての手からボトルをひっ掴んでブースへと戻ってしまったのである。しかも場内アナウンスで注意までされてしまう始末(~Q~;)。

ったく!(-"-)・・・怒った不肖猛牛。「隣のテーブルでは2本も3本も持ち込んで飲みよるちゅーに、なして俺が持ってきたら悪いとや?(-"-)」と食ってかかろうとしたら、隊長が制したのである。

「いまどき、珍しい子だねぇ・・・・(*^^*)」

隊長、エラク気に入ったご様子。いい気なもんである(爆)。回りからは「なんか彼女に悪いことでもしたっちゃないと?」なんてはやし立てられるし、困ったもんだぁ。ま、だいたい手前ぇが悪いんだから、しょうがねぇか(*^^*)。

さてお開き。帰りますかとエレベーターに向かっていたのだが、その係員の彼女がどこに居るのかと目で追いかける残心の隊長。強固な探険隊の結束に、そこはかとなく亀裂が見え隠れした中洲の夜であった(爆)。


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