第三話
2002.04.19 by 猛牛晴彦

■怒濤の焼酎禊ぎ払い!南九州しょちくれバカ名代の党首が集合!

今回の『探険隊オヤヂニアリング』、怒濤の焼酎浴び斎戒沐浴禊ぎ払いの儀式にご協賛いただき、かつ初穂焼酎を奉納いただいた皆さんは、下記の通りである。

WEST FAR WEST主宰のにっしー先生。同サイトは、本格焼酎関係としてはインターネット上最も先駆的な存在であり、当探険隊も大きな影響を受けているのは認めざるを得ない。今回初じめて面識をいただいたにっしー先生ご本人のご性格は至って温厚で親しみやすい方であった。今回はご足労いただき深謝m(_ _)m ■右:しょちくれケンちゃん主宰のけんじさん。隊の宮崎支隊のメンバーでいらっしゃるが、とにかく詳しい方だ。今回は宮崎からわざわざ馳せ参じていただいた。深謝m(_ _)m
■左:わての盟友GEN隊員。生粋の鹿児島人。焼酎恋しさに関東から帰郷したと言うだけあって、焼酎への愛情は人一倍。
■手前右:焼酎台帳主宰の台帳管理人さんとは1年ぶりの再会。けんじさんが「鹿児島の良心」と絶賛する同HPの蔵元探訪「リレーインタビュー」は、焼酎ブーム下の業界人の肉声を後世に遺す貴重な記録。マスト!

■中央:今回、何かと薪水の労を取っていただいたAptiva野郎さんとも1年ぶりの再会。飄々とした掲示板ログからは伺いにくい、薩摩芋焼酎や薩摩そのものに対しての深い愛郷精神が、今回の集団斎戒沐浴秘儀実現の端緒となった。

というわけで、錚々たる皆さんに加えて、隊長&わての計7人。

で、ふと連想するのは『焼酎・七人の侍』。その配役で言えば、勘兵衛=隊長は順当として、最後に残る役は破天荒な菊千代と美形で初々しい勝四郎、その配役をわてとけんじさんで争うことになりそうである(ん?わてが菊千代てか?(-ー;)。

「あの件」・・・『黒白波』初飲みで議論百出!

さて、本論の焼酎の登場である。

当日はAptivaさんがご準備いただいた『旬』『天狗櫻』『黒白波』『金兵衛』『影法師』に加えて、台帳管理人さん御持参の『レギュラー白波30?年物+包装紙』、けんじさん御持参の『都の泉30?年(最低25年保証)物』『残心』などなど、ぬぅあんとも盛大な飲み比べ大会となった。

開会時は颯爽とした『焼酎・七人の侍』だったが、これら銘柄がズラリと並んだ瞬間から早くも『笑点・大喜利』状態。我先に、あれもこれもと飲みまくりで、もぉ〜収拾がつかない。中には、骨董白波の一升瓶を密かに旅行バッグへとねじ込もうとした某筑前人が隼人衆に取り押さえられたりと、フーリガン顔負けの乱暴狼藉が勃発ぅ。いやはや(*^^*)。

今回最も話題が集中したのが、新発売なった『黒白波』だ。その時点ではまだ筑前でも店頭化されておらず、早く一口飲みたかった。驚いたことに薩摩の皆さんもまだ飲んでいなかったという。

猛牛「まず生でぐっと・・・。若さというか荒さを少し後口に感じますばってん、コクがあって美味か」
けんじ「ほほぉ、これはなかなかイケルじゃないですか?」
Aptiva「そうですねぇ・・・ うん・・・ ふぅ・・・」
隊長「『Kキリ』よりも深みがあっていいよ、これは」
猛牛「それにしても似てますよね、これ」
隊長「ラベルが、そっくりだな。相当に意識してるみたいね、『Kキリ』をさあ」(敬称略)

とまぁ、特にラベルについて議論が集中したのだが、味は概ね好評であった。“黒麹戦争”もさらに激戦田原坂である。

それにしても異色だったのは、左写真。けんじさん発見のとうきび製『都の泉』で、25年以上30年近く眠っていた商品だそうである。ほんに、けんじさんはリサーチャーの鑑ですばい。

ところで、いろいろと堪能させていただいた銘柄群の中で、わてが最後まで飲み続けたのが『金兵衛』。わての好みに一番ぴったり来ましたですにゃ。

Aptiva「牛さん・・・この『金兵衛』・・・飲んでみんですか?・・・」
猛牛「ほぉ〜。ではさっそく!。(ごくっ)。好きですにゃ〜これは!うむ」
Aptiva「あ・・・やっぱり牛さん・・・飲兵衛ですねぇ・・・」
猛牛「は?(ごくっごくっごくっ)」
Aptiva「はいぃ・・・これが好きだという人は・・・飲兵衛が多いいとですよ・・・はははははは!」

喜んでいいのか悲しんでいいのか(自爆)。まぁ、とにかくいい焼酎でありました!


■『さつま寿』発見のいきさつを、台帳管理人さんに聞く。

先のリサーチャーという言葉で思い出したのが、川辺は尾込商店さんの『さつま寿』“発見”した台帳管理人さんだ。管理人さんは、前にも触れた『リレーインタビュー』で鹿児島県内の蔵元さんの肉声を記録に留めるという貴重なリサーチ作業をされているが、『さつま寿』を広く知らしめたのもその業績のひとつである。

昨年中頃、栃木の鉄板隊員ご夫妻に第一子がご誕生になった。それに際して、わては探険隊として引き出物をお贈りしたいと思い、“縁起の良い焼酎”を探していたら管理人さんの「しまず屋」で『さつま寿』に突如遭遇。で、さっそく黒千代香とのセットで発送をお願いしたのである。

協賛してくれた隊員の中には「なして子供の誕生祝いに焼酎ば贈るとな?(-ー;」と疑義を呈する声もあったが、今となっては『さつま寿』を選んだわての目利きぶり、先見性に平伏していることであろうて、のぉ〜(単なる偶然ちゅーに)。

猛牛「ところで『寿』発見の経緯ですばってん、どげなことやったとですか?」
管理人「ある時、川辺にお邪魔したときですけどぉ、酒屋さんとかぁ、コンビニを覗いてみたらぁ、ですねぇ、ミニペットのコーナーに『寿』がいっぱいぃ、並んじょるとですぅ」
猛牛「ほお・・・」
管理人「つまりぃ、ペットが並ぶということはぁ、それだけ生活に密というかぁ、生活に馴染んどる焼酎ということですよねぇ。これが本当の“地焼酎”やなぁ、とぉ」
ミニペットとは、さすが地元での受容を日々体感されている管理人さんらしい着眼点だ。

自身が描くロマンを焼酎に二重写しにして、造り・意匠にしても素朴さや前近代性こそが至上命題の様に称揚するのは、都市生活者というか大消費地需要者の、ある種倒錯ではあるまいか?

ふと自分に立ち返って考えてみると、わては管理人さんの話を聞いて、そうわて自身に問いかけずにはいられなかった。これは自らを切る刃である。

個々人の味覚と、伝統とか手間暇とかが共鳴するかと言えば必ずしもそうでもないし、妙な善悪二元論で峻別するのは馴染まないと思ふ。例えば、バカでかいペットの本格焼酎でもそれが美味いと思う人をわては否定しないし、する筋合いもないのだから。


■粗忽猛牛、またしても焼酎落下!中身流出で、けんじさん激涙!

と、エラソなことを考えていた後で、ぬぅあんと酔いちくれ牛、またしても、その高説を自ら一撃で打破する粗相をやってもうた(^_^;)

下記の写真をご覧いただけばお解りであろうが、当日わては相当に酔っていたのである。

さてと『鷹』を後にして二次会に参りますか!となったその時、カウンター席の上に置いていた『都の泉』入りの紙袋を取ろうとしたわてであった。

しかし、ぬぅあんとも酔いちくれて握力が急激に低下。すーーーっとわての指先から袋は落下!『都の泉』の瓶横倒しで中身がドバッ!

猛牛「あ・あ・・・・・・・・・(@0@;)
けんじ「わわわわわわわわわっ!(~Q~;)

・・・またやってもうた。瓶の全壊は免れたが、プラスチックの蓋が破損、貴重な30年物の中身が『鷹』の床上に大量に流失してしまったのだぁ〜〜。あちゃぁ!!!!

その後しばらく、けんじさんとの間に会話がなかったことは言うまでもない(T_T)。


■かくして天文館へと部隊異動。果てしなく夜は続く・・・。

『鷹』での狂態は続いたが、さすがにひとまず終幕である。ちなみに『鷹』は、午後5時くらいから午後8時までが営業時間なのだ。女将さんのご厚意で長っ尻させていただいた。

次は天文館にある台帳管理人さんおすすめの焼酎バーへと駒を進める。

とにかく、ここも焼酎の銘柄がズラリと並んだ凄い店で、さすが管理人さんが行きつけということが納得できた。しかしながら、これ以降の記憶がほとんど残っていない。それでもなぜかシャッターは切っており、画像が現存している。今回の反歴史的大宴会を後世に留めんとする、ぬぅあんたる高邁なる記録精神!(自爆)。

それにしても、ここにも何時間ほど居たのだろうか。

さらに懲りずに3次会へ。ここでけんじさん、GENさん、わての三人となった。けんじさんも本当にタフですばい。店はGENさんがよく顔を出すという、エスニック色濃いパブに突入。アジアンポップがぬぅあんとも気持ちよかった記憶がある。が、さすがに画像がない(^_^;)。

夕方6時半から飲み始めて、あの時はいったい何時だったのかにゃ・・・?

最後は〆にラーメンでも食うか!となって、ラーメン屋に突撃。ガツガツガツと麺を腹に流し込んで、長時間続いた怒濤の神事、その最後に華を添えた。

ホテルに戻ってみれば、午前3時を過ぎていたのだった。よー飲むは、ほんと(*^^*)。さて、最後の写真はラーメン屋へと行く前になぜか一枚だけ記録されていた画像である。

さすがに、けんじさんもお眠モードであった、焼酎騒乱節 in 薩摩、これにてひとまず幕。ああ〜、また飲み過ぎてもーたぁ。翌日は早々に本坊さんに行かないけんちゅーに、睡眠時間が足らんちゅーにもぉ〜(^_^;)。

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