2001.11.26

驚き!! 九州を通り越して、
沖縄が「わぶ」の大生息域であることが判明!
ついに確定した生息地の南限に
ちくわぶ研究界は騒然!!

これまで不明だった「わぶ」の南限が、
このほど現地での綿密なフィールドワークにより判明!
沖縄は“はぶ”だけでなく「わぶ」の宝庫でもあった!!!

沖縄と言えば、折口信夫などの名だたる民俗学者が、失われた日本古代の民俗を求めて足を運んだところである。沖縄戦から56年、本土復帰からちょうど来年で30年。激動の試練を経た現在においても、あらゆる所に沖縄独得の古俗が顔を見せているのは、島という地理的条件故であろうか。

さて今回、『ちくわぶ倶楽部』としては、「ちくわぶ」の生息域の南限を確定するために勇躍沖縄にフィールドワークを敢行した。そこで判明したのは、沖縄本島がヤンバルクイナを代表とする動植物だけでなく、“ちくわぶの楽園”でもあったという驚愕の事実である。

この度沖縄で発見されたのは、ちくわぶ界のトップブリーダーである紀文さんのわぶである。

見事捕獲に成功したのは短躯型のつがいタイプで、推測するに関西以西で最も生息が確認されている品種である。

まず最初の発見場所は、スーパー『サンエー』具志川メインシティ。サンエーは地元資本の最大手スーパーで、具志川市は沖縄本島の中部にある。店頭、デイリー品のコーナーで1フェイス分のスペースに横たわっているところを発見。

「沖縄にもわぶが!!!(@_@;)」という驚きと感動で、捕獲網を思わず取り落とすところだったが、無事に捕獲に成功した。下記が同つがいの背面である。

しかしながら、好事魔多し・・・。捕獲した翌日、宿舎を出る際に宿舎冷蔵飼育庫内に置き忘れるという、何とも痛恨の事態が発生したのだ(T_T)。しかたなく再度捕獲のために行動を起こしたのであった・・・。

次に向かったのは沖縄本島の最大の都市・那覇である。今度は本土資本であるジャスコ那覇店内で「わぶ」の探索を始めた。

な、な、ななななななななんと! 

ジャスコ那覇店は驚異的な「わぶ」の繁殖ゾーンとなっていたのである!!! 発見されたのは、「サンエー具志川店」で生息を確認されたものと同種の「紀文・短躯型つがいのわぶ」。しかも冷蔵ケース内の4フェイス、奥行き3、つまり4×3=12つがいという大量のわぶが群生していたのだ!

いやぁ〜、ほんとびっくらした。あんな大量のつがいを見たことはこれまで無かっただけに、いまだ感動のために胸が高鳴っているのである。しかしながら、なぜ九州や沖縄では、短躯型のつがいだけで、長躯型の一匹わぶタイプが生息していないのであろうか? 今後の探究すべき課題がまた浮上したのも事実である。

さて、上記が「サンエー・具志川メインシティ」と「ジャスコ那覇店」から発行された“ちくわぶ捕獲証明書”である。当倶楽部においてはわぶの捕獲と移動について“わぶシントン条約”を忠実に履行していることをお断りしておく。

◇   ◇   ◇

それにしても、沖縄本島が意外にもわぶの一大生息地であった今回の大発見であるが、それが何故なのか理由についての仮説を提示しておきたい。

1)復帰から30年の間に、本土からの資本と人的移入が増加。それに連動して、特に支店経済圏として関東系本土人の人口が増大。

2)その関東系本土人が関東から移住する際に、荷物の中にわぶが潜伏。沖縄到着後に抜け出して、現地の環境に適応、急速に野生種が繁殖した。

3)その繁殖ぶりに目を付けた本土資本の量販店では、関東系本土人を集客するために、トップブリーダーである紀文さんで肥育されたわぶを積極的に移入し、大量陳列での販売を実施するようになった。

この仮説であるが、それを裏付けるのが、地元資本と本土資本のスーパーにおける生息個体数の差であると考える。捕獲地域にしても、本島中部の具志川市と那覇市では、圧倒的に那覇市の方が関東からの移住者が多いのではないかという推測が成り立とう。

それにしても、沖縄での生息エリアの広範さと個体数の多さはまさに特筆に価するものであり、わぶ生息の南限が確定したことは、とにもかくにもわぶ研究の大いなる前進となったのである。

いつの日か、“わぶ”が「はぶ」を駆逐、わぶとマングースの一大決闘ショーが観光客相手に演じられるのも夢ではない・・・・・・。


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