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2002.01.12 | ||||||||||||
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九州圏内で次の生息地が判明。 佐賀県内でも確認された「わぶ」群生に 某大手量販チェーンが関与か?! |
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「ちくわぶ」の生息をこのほど確認に成功! じわじわと生息域を広げる生命力に驚嘆の声が! |
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前回の報告では沖縄における「わぶ」の生息の秘密に迫ってみた。しかし、生息に秘められた大いなる歴史の闇が解明されたその興奮もさめやらぬ正月明けの某日、突然ニュースが飛び込んできた。
なな、なんと今度は佐賀県でも生息していたというのだ! 今回の報告をもたらしたのは、風邪で伏せっていた私を置き去りにして(爆)、佐賀県唐津市まで遊びに出向いていた家人である。 唐津市は佐賀県北部にある小都市で、かつては貿易港として栄えた港町であり、焼物の「唐津焼」で有名な所だ。筑前市内からは車で2時間程度の距離に位置する。郊外へのドライブがてら唐津に向かった家人一行が、偶然に某全国区量販チェーン店のおでんダネコーナーで発見した。 今回佐賀県内で初めて公的に生息が確認された「わぶ」は、おなじみの全国的な「わぶ」のトップブリーダーである紀文さんの短躯型つがい種である。 |
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九州および沖縄で生息している紀文さん肥育のわぶの代表的な品種であるが、佐賀県にまで生息域を広げていたとは、正直驚愕を禁じ得なかった。
ぬぅあんという生命力、繁殖能力であろう・・・。 そこで家人に生息していた量販店を問いただすと、またしてもジャスコさん、 『唐津ジャスコ』さん であった。冷蔵ケースの棚に1フェイス3つがいがひっそりと息を潜めていた、という。残念だ! 私も見たかった、唐津わぶを!(T_T)。生息確認の現場に居合わせていないほど、悲しいことはない。画像は『唐津ジャスコ』店内で家人が捕獲に成功したつがいである。 ところで、沖縄でも「わぶ」繁殖に精力的であったジャスコさんだが、今回の佐賀県内における発見で、私にとっては同店が九州各県においても生息域の拡大に極めて熱心だという状況が垣間見えたような気がする。 思ったのは、「わぶ」そのものが筑前市内での拡大をあきらめ、福岡県以外の九州各県での繁殖へと方向性を転じたのではないか、ということだ。これはあくまでも私の仮説でしかない。 しかし、生息地としての規模から言えば、筑前市内の方がパイが比較にならぬ程大きいのだが、最近の筑前の量販店では「わぶ」の繁殖はまったく進展しているとは言えない。逆に高級所得者居住地=関東ネイティブ系住民居留地に限定される傾向が顕著になっている。 つまり筑前を繁殖地として不適と生体反応した「わぶ」が、新天地として唐津市への大移動を開始したと見たのだが。 ◇ ◇ ◇ さて、その色、歯ごたえ、味の故か、筑前での繁殖を許されなかった「わぶ」だが、肥前では着々とその勢力圏を広げていた。そして、次にその肥育された姿を見せるのは一体どこなのだろうか。 ここ暫く、九州各県の量販店におけるデイリー品の棚から目が離せないようである。 |
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