2002.11.16

身近に迫った「わぶ星からの物体X」状態!
お膝元で発見された本年お初紀文わぶに、
『おでん汁の素』増援で、関東軍大攻勢!
筑前おでん民俗戦線、いよいよ繁忙期に突入!

筑前西部、家から5分のスーパーで
繁殖していた紀文のわぶに
同社『おでん汁の素』で関東味に挑戦!

いやぁ〜、びっくらこいた。各地のジャスコにおいて繁殖し、ひそかに西日本侵攻の触手を伸ばしていた紀文さんのちくわぶだが、それがなんとわての家から歩いて5分くらいの近場にあるスーパー『ハローデー』でも生息していたのだった!(@_@;)

その店、都市高速道の建設のために区画整理された沿線の空き地に、先月できたばかりの店なのだが、オープン当初の混雑を避けて行ったのは先週の話。しかし、ここ3年来、真っ先に覗くことにしている練り物の冷蔵ケースを見て、驚いた!

棚にひっそりと・・・お馴染みの“短躯種つがいタイプ”の紀文わぶが、買い物客の動静を密かに伺っていたのである。

おお、これは今年の初わぶじゃわい・・・と、さすがおでんシーズン、さっそく食ってやろうと捕獲した。ところが棚のそのまた上を見ると、同じく紀文さんの『おでん汁の素』が鎮座していたのだ。

さっそくにょぼに聞くと、この商品はずっと以前から店頭にあったと言ふ。そうか・・・まさに先遣部隊として、本隊わぶ師団の九州侵攻を今か今かと待っていたのだ、と察しが付いた。それならと、両者を拙宅に連行し、今後の作戦についての尋問を開始した。

わて「侵攻作戦の部隊配置について教えてくれ給え」
汁の素「認識番号 03.9.1 JZ2」
わて「『ハローデー』から、次の目標はどこだね?」
汁の素「認識番号 03.9.1 JZ2」
わて九州牛筋人民解放軍をナメとんのかっ!(-"-)」
汁の素「ギャッ!」

と封をいきなり破られた『紀文おでん汁の素』はその後、鍋の底に沈む運命が待っていた。

わぶも同様である。左画像は、最後まで口を割らず、ついに拷問で切り刻まれるわぶの最期の姿である。

というわけで、今回のテーマであるが、ふたつ。

1)『紀文おでん汁の素』の味は、関東風なのか?それとも消費地の嗜好に合わせて、味を調整しているのか?

有名な話では、日清さんの『どん兵衛』が西と東では出汁の味が違うことと同様に、味わいに変化があるのかどうか? 無ければこれが関東味の素であると判断した。

2)わぶの粉臭さを無くすには?

久しぶりのおでん+わぶであるが故に、非関東人にとってのネックである粉臭さの克服はどうすれば可能かを試すことである。

まず最初のテーマについて、またしてもおでん繁忙期の激務をこなされてる最中の紀文さんのご担当K氏に問い合わせのメールを差し上げた。
いつも弊社商品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
この度は「おでん汁の素」についてのお問合せをいただきまして
ありがとうございました。
早速ではございますがご質問の件お答えします。

> 1)汁の味について、関東向け商品と九州向け商品と差はあるのでしょうか?
> 2)汁の色について、同様に差はあるのでしょうか?
> 3)枕崎産かつお節という原料について、同様に差があるのでしょうか?

弊社のおでん汁の素は一つの工場で製造しております。
配合、原材料ともに共通です。
したがいまして出荷先による違いは全くございません。
また、おでん汁の素には液状の商品もございますが、これにつきましても
顆粒タイプと同様に出荷先による違いはございません。

以上簡単ではございますがご報告いたします。
-----------------------------
紀文・feel・site Webマスター K
Kさん、御多忙の中、毎度の事ながら誠意あるご対応、ありがとうございます。本当に申し訳ありませんm(_ _)m

とお詫びしながらも、もうひとつ確認するのを忘れていた(^_^;)。さっそく追伸(*^^*)

> 御社汁の素は、基本的に「関東風のおでん汁の味」で
> 全国に出荷されている・・・と判断してよろしいのでしょうか?

そのご認識で間違いありません。
貴サイト的表現を用いれば、弊社汁の素は
「ちくわぶ関東軍の通常兵器」といったところ
でしょうか。

蛇足ですが、汁の素についてご紹介したいことがあります。
この商品は、商品名に「おでん」という文字が入っているため
おでん専用というイメージをもってしまいますが、
さまざまな料理に応用できます

例えば、うどんのつゆとして利用すれば、
簡単に関西風の透きとおったうどんが出来上がります。

前述のとおり、汁の素は大変応用のきく商品ですので
ちくわぶにならいメニューづくりなどいかがでしょうか。

というわけで、『おでん汁の素』が基本的に関東仕様であること、あえて出荷先の地域の嗜好に合わせず、Kさんの表現を借りればまさに「ちくわぶ関東軍の通常兵器」として店頭で砲火を交えていることが、判明したのである。

なぜ地元の嗜好に合わせないのか・・・とふつう考えるが、わては逆である。

この商品は極めて貴重である。

なぜなら地元嗜好と共犯関係にある筑前や九州の醸造元が造る「おでん出汁の素」とは違って、この『紀文おでん汁の素』なら関東味のおでんを体験できる、という意味でわてのような好き者にはさらに価値が増すわけである。筑前で、関東風おでんを手軽に・・・というなら、これなのだ。

実際に食べてみたが、味に違和感はまったくなかった。しかし・・・。

左は、煮込んで翌日の夜に撮影したわぶとその他のネタの状況だ。

関東風だなと感じて紀文さんに問い合わせさせていただいたのは、実は寝かせた日数と色の付き具合の相関関係にあった。

特に筑前の場合、ゆで卵では顕著であるが、“色が濃く染みてないと箸を出さない”という習性がある。浸かりが浅いと判断されてしまうのら。

2日3日と経過したが、やはり関東風らしく、色味が薄いという結果が出たのである。

次に2番目のテーマ=粉臭さの克服。

この粉臭さが“わぶイニシエーション(通過儀礼)”における最大の関門だとわては考えている。そこで、いままで切ってそのまま鍋に突入させていたことを止めて、一回お湯でじっくり茹でてから、それから出汁を張った中に潜り込ませることにした。

で、煮込んでみたのだが、あの粉臭さが消えていたのである!

いや、わての気のせいだったのだろうか? 「わぶ星からの物体X」のようにじわじわと足下からわぶの味が体に浸透し同化てしまったのか?

わては粉臭さをまったく感じず、つがい全部を食べてしまった(@_@;)。日が経つほど味がじわんと染みて美味い! にょぼは、出汁を吸ったわぶの急激な膨張具合に恐れをなし、ついに箸を付けることをしなかったが、ん〜〜〜〜ん、わてはさらにわぶと関東風出汁の攻撃に身を任せることとなってしまったのだった・・・。

◇   ◇   ◇

今冬。お初のおでんはかくの如く、「ちくわぶ関東軍」の筑前への勢力拡大を実感する結末を迎えたのだった。中洲屋台のネタ鍋、をちくわぶが占拠する日は近い?!


倶楽部ホールに戻る